日本女子大、地方出身者向け奨学金
2024-07-11 13:04:48

日本女子大学、地方出身者向けに4年間全額給付の奨学金「桜楓樹」新設 - 女性のエンパワメント目指す

日本女子大学、地方出身者向けに4年間全額給付の奨学金「桜楓樹」新設 - 女性のエンパワメント目指す



日本女子大学は、2025年度入学生から、経済的な理由で進学を諦めることなく、夢を叶えられる環境を提供するため、地方出身の優秀な学生を対象に、4年間の学費全額を給付する「桜楓樹給付奨学金」を新設することを発表しました。

この奨学金は、日本女子大学が掲げる「女性のエンパワメント」という理念に基づき、地方から集う学生の学びと交流を促進し、卒業後に全国、世界で活躍できる人材育成を目指す取り組みの一環です。

「桜楓樹給付奨学金」は、総合型選抜受験者を対象とし、書類選考と面接によって選考されます。給付対象者は、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)以外に設置された国内高等学校等出身者で、入学後は自宅外通学となる学生です。さらに、生計維持者の年収合計額が一定基準を満たす必要があり、詳細な条件については日本女子大学の募集要項を確認する必要があります。

日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として、2021年に創立120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境を持つ女子総合大学として、時代の変化に対応した教育を提供しています。近年では、2023年に「国際文化学部」、今年度は「建築デザイン学部」を開設し、2025年には「食科学部」の開設を予定しています。「私が動く、世界がひらく。」をタグラインに掲げ、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材育成に力を入れています。

「桜楓樹給付奨学金」は、経済的な事情で進学を諦めざるを得ない地方出身の優秀な学生に、夢を叶えるチャンスを提供する画期的な制度です。日本女子大学は、今後も女性教育のさらなる発展と、社会に貢献できる人材育成に積極的に取り組んでいくことを表明しています。



画像1

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。