東京の新オフィスビル「ミタマチテラス」が顔認証プラットフォームを導入

東京の新オフィスビル「ミタマチテラス」と「FreeiD」の導入

2025年8月、東京都港区に新たに完成する「ミタマチテラス」は、最新の顔認証技術を用いたIDプラットフォーム「FreeiD」を採用し、オフィスビルの標準設備としての初導入となります。この新しいビルは、ビジネスや地域のニーズに応えるために設計されており、利便性と安全性が大いに向上することが期待されています。

「FreeiD」とは何か？

「FreeiD」は、ミガログループのDXYZが開発した顔認証IDプラットフォームで、顔を使って様々なサービスにアクセスできる新しい方法を提供しています。ユーザーは、顔の登録によって、カードや財布を持ち歩くことなしに、入退室や決済、本人確認を簡便に行うことができます。この便利さによって、利用者は日常の煩わしさから解放され、より快適なライフスタイルを享受することが可能になります。

ミタマチテラスの特徴

「ミタマチテラス」は、地上20階、地下3階からなる新しい複合オフィスビルで、延床面積は約55,500㎡もあります。中央日本土地建物と都市再生機構が関わるこのプロジェクトは、東京の三田駅直結という優れたアクセス性を有しており、地域の商業やビジネスニーズに応じた多様な用途を備えています。オフィス、店舗、カンファレンス施設、さらには子育て支援施設など、多岐にわたって利用されることが想定されています。

中央日本土地建物の本社にも「FreeiD」がすでに導入されており、その安全性と利便性が評価されています。「ミタマチテラス」でも、各階のフラッパーゲートや駐車場の出入口にこのプラットフォームが設置され、非接触での認証が可能になります。これにより、カードキーを使わず、自分の顔だけで軽快に出入管理ができるという新しいライフスタイルが実現されるのです。

安全性と利便性の向上

顔認証の導入により、カードの紛失や不正使用といったリスクを排除できます。また、登録済みの顔による認証は迅速で、業務の生産性を高める要因にもなります。ビジネスシーンにおいて、訪問者の受付や、従業員の出退勤も円滑に行えるため、オフィス運営が一層効率化されるでしょう。

今後の展望

ミガロホールディングスグループは、DXYZと共に「FreeiD」を用いたさまざまなスマートシティソリューションの提供を進めています。リアルとデジタルを融合させ、新たな価値を社会に提供するという使命を抱き、今後も積極的に新しいビジネスモデルを創造し続ける予定です。

新しい「ミタマチテラス」での顔認証技術の導入は、単なるトレンドではなく、未来のオフィスのスタンダードとなるでしょう。私たちの日常生活を便利で効率的にする「顔認証IDプラットフォーム」が引き起こす変化に、今後注目です。