エクサとコドモン提携
2024-12-02 15:50:28

エクサウィザーズとコドモン、新たな保育ICTサービス開発へ業務提携

エクサウィザーズがコドモンと提携



株式会社エクサウィザーズ(東京・港区)は、子会社の株式会社とりんくが保育ICT業界のリーダーである株式会社コドモンに全株式を譲渡し、同時に業務提携に向けた基本合意書を締結したことを発表しました。この動きによって、両社は持つ強みを活かし、AI技術による保育・教育業界の発展に寄与します。

株式譲渡の背景



とりんくは2021年に設立され、保育業界が直面する社会問題を解決しようとAI写真サービスの「とりんく」を展開してきました。その結果、350以上の施設に導入され、国からも評価されています。文部科学省や経済産業省とのプロジェクトも進行中ですが、さらなる成長には多くの教育関連施設との強固な関係が必要でした。

そのため、パートナーシップを検討する中、コドモンから「とりんく」を受け入れたいとの申し出があり、協議の結果、今回の株式譲渡が実現しました。

業務提携の内容



業務提携の具体内容としては、エクサウィザーズがマルチモーダルAI技術を駆使した新たなプロダクトの企画、開発、営業などのリソースを提供します。これにより、コドモンの持つ膨大なデータとエクサウィザーズのAI能力を融合させ、保育および子育て分野の新サービスを創造します。

これにより業界全体が底上げされることを目指し、保育とAIの統合による影響力を訴求します。また、今回の取り組みが2025年の業績に与える影響は軽微です。

両社のコメント



コドモン代表取締役の小池義則氏は、「とりんくをグループに迎え入れられたことを嬉しく感じています。AI技術が保育現場の負担軽減や保護者の利便性向上に寄与することを確信しています。エクサウィザーズとの業務提携により、さらに価値を創出していきます」と述べました。

一方、エクサウィザーズの春田真社長は、「今回の株式譲渡は非常に前向きな選択です。コドモンのネットワークとエクサウィザーズの開発力を融合させ、保育業界のDXを実現する存在でありたい」と語りました。

まとめ



エクサウィザーズとコドモンの提携によって、保育と教育の現場がテクノロジーの力によってますます進化することが期待されています。両社の協力により、新しい価値がどのように創出されていくのか、今後の展開に期待が高まります。

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会社情報


株式会社コドモン
所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3階
設立:2018年11月
株式会社とりんく
所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3階
設立:2021年5月
株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地:東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ファーストビル5階
設立:2016年2月


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会社情報

会社名
株式会社エクサウィザーズ
住所
東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ツインビル東館5階
電話番号

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