魅力交流プロジェクト
2019-06-11 14:00:43
伝教大師最澄1200年を祝う魅力交流プロジェクトの始動
伝教大師最澄1200年を迎える魅力交流プロジェクト
令和3年にあたる2021年は、伝教大師最澄が遷化してから1200年の節目を迎える年です。この特別な年を記念し、滋賀・京都の自治体や経済界の有志で構成された「伝教大師最澄1200年魅力交流委員会」が設立されました。この委員会は、次の世代を担う大学生と共に日本文化の価値を伝承し、新たなファンを育成するための活動を行います。
委員会設立の背景
この委員会の設立は、令和元年5月24日にザ・サウザンドキョウト「花鳥」で行われた設立会において正式に表明されました。出席者には、滋賀県知事をはじめ、地元の行政や商工界のリーダーたちが名を連ね、伝教大師の教えが今後の社会にどのように寄与できるかを話し合いました。委員会の委員長には、サントリーホールディングス株式会社の副会長である鳥井信吾氏が任命され、チームは多様な専門分野のメンバーで構成されています。
大学生との交流プロジェクト
委員会の活動の一環として、『大学コラボプロジェクト』も立ち上げられました。このプロジェクトには立命館大学と龍谷大学から選ばれた大学生約20名が参加しており、彼らは委員会と共に日本文化や寺社仏閣の魅力について話し合い、新たなアイデアや企画を提案しています。若い世代の視点を取り入れたプロジェクトは、今後さらに拡大し、より多くの大学生が参加することが期待されています。
コミュニケーションサイト「いろり」の開設
また、若い世代の日本文化への興味を喚起するために、6月4日にはコミュニケーションサイト『いろり』がオープンしました。このサイトは、日本各地の歴史や文化を広く発信し、地域の魅力を人との語らいを通じて伝えることを目的としています。サイトでは、各地域の文化やその担い手である人々へのインタビュー記事も掲載され、大学生とのコラボレーションによって新たな視点を取り入れることが期待されています。
教育と文化の循環
「伝教大師最澄1200年魅力交流委員会」は、一過性のイベントとして終わることなく、持続的な文化交流を目指しています。日本文化や歴史の真正な理解を深めることで、次世代を担う若者たちの心にその魅力を植え付け、新たなファン層を広げることを目指しています。この取り組みが、未来の日本を担う力ともなることを願っています。
まとめ
伝教大師最澄の1200年を記念する「魅力交流プロジェクト」は、日本文化を次世代へと継承し、地域の活性化に寄与する重要な取り組みとなるでしょう。大学生や地域の人々と協力し、さまざまなイベントやプログラムを通じて文化の魅力を発信していくことが期待されています。この活動を通じて、多くの人々が日本文化の真の価値に触れ、新たな絆を築いていくことを願っています。
会社情報
- 会社名
-
伝教大師最澄1200年魅力交流委員会
- 住所
- 滋賀県大津市坂本4-6-2(天台宗官公庁内)
- 電話番号
-
077-579-0022