VRが導く新しい販売手法
2024-11-25 11:19:36

東急リバブル初のVRモデルルームによる物件が竣工前に完売

東急リバブル、VRモデルルームを用いた新販売手法



東京・台東区に位置する「ルフォン上野松が谷」が、東急リバブル株式会社による初のVRモデルルームを用いた販売活動により、竣工前に完売しました。この事例は、株式会社サンケイビルの分譲物件におけるVR販売導入の第一号案件でもあるため、業界内外で注目されています。

VRモデルルームの魅力



東京都松が谷に建設されるこの物件は、34戸の住宅と1区画の店舗から成ります。東急リバブルが新たに導入したVRモデルルームは、従来の物件紹介方法とは異なり、デジタルコンテンツの活用によってリアルな住空間を体感できるものです。特に、銀座サロンでは物件固有の模型や展示物を設置せずに、全ての情報をデジタル化し、VRモデルルームによる販売を実施しています。

VRモデルルームでは、住戸内の3DCGをシアタールームの床や壁に投影することで、顧客が自由に室内空間を見回ることが可能です。これは、従来のパンフレットや一部のモニターでは再現できない、実際の広さや窓の眺望を体験することができるため、顧客からは「本当に自分が中にいるかのように感じられる」と高い評価を受けています。また、自宅での家具配置のためのシミュレーションも簡単にできる点が、販売の大きな武器となっています。

持続可能性への配慮



今回のVR販売方式は、ただ物件を売るだけでなく、環境を考慮した取り組みでもあります。従来のモデルルームのための土地を確保する負担や、建設コスト、維持費を削減することができ、その結果廃棄物の排出を抑えることで、環境負荷の軽減にも寄与しています。これらの点が、事業者からの支持を集めた理由の一つです。

今後の展望



「ルフォン上野松が谷」の成功により、東急リバブルはVRシアター装置を有する銀座サロンの機能を活かし、さらなる販売受託の拡充を目指しています。新築マンションの購入を検討している顧客に対しても、高品質なサービスの提供を行い、彼らのニーズに応えていく方針です。

新しい販売手法として注目されるVRモデルルームは、今後の不動産市場においても重要な役割を果たすでしょう。消費者に対し高い付加価値を提供し、同時に持続可能性も意識した販売戦略を進めていく東急リバブルの今後に乞うご期待です。


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会社情報

会社名
東急リバブル株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-9-5
電話番号
03-6778-8328

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