BASFの「Tinosorb® S」が米国での紫外線吸収剤としてFDA承認を取得

BASFの新たな一歩、Tinosorb® Sが米国FDAの承認取得



2026年7月27日、中国上海で発表されたとおり、ドイツに本社を置く化学会社BASFは、その紫外線吸収剤「Tinosorb® S」(化学名:ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン)が、米国食品医薬品局(FDA)からの承認を取得したことを報告しています。'

この「Tinosorb® S」は、1999年以来初めての新しい紫外線吸収剤としての承認を受けたものであり、FDAの認可は、BASFが米国市場において、より効果的な日焼け止め製品を提供する機会を意味しています。BASFはこの認可により、国内のブランドやOEM/ODM企業が海外市場へ進出する際の支援も強化することができます。

Tinosorb® Sの特長と効果



「Tinosorb® S」は、UVBおよびUVAの広範囲にわたる波長をカバーしており、その高い防御効果は業界内で高く評価されています。特に、この成分は310 nmおよび340 nmの吸収ピークを持ち、肌にダメージを与える紫外線に対して非常に効果的です。このため、強力な紫外線防御機能を求める消費者にとって、Tinosorb® Sは信頼できる選択肢となるでしょう。

また、この製品は光安定性にも優れているため、強い日差しの下でもその効果を維持し続けます。加えて、光安定性が低い他の成分、例えばアボベンゾンなどに対しても安定化剤として機能するとされ、複雑な日焼け止め処方においてもその効果を発揮します。

実際、米国市場においては効果的なUVA防御を提供する製品が限られている中、Tinosorb® SをアボベンゾンやZ-COTE®(酸化亜鉛)と組み合わせることで、さらに広範囲な防御を実現できる可能性があります。

持続可能性と市場展開の期待



BASFのアジア太平洋地域のパーソナルケアソリューション部門のビジネスマネジメント担当バイスプレジデント、チャン・ワン氏は、「FDAの承認により、アジア太平洋地域全体のお客様に新たな成長機会がもたらされます」と述べています。このような新しい規制に基づく日焼け止め処方の開発支援が、BASFの目指す方向性でもあります。特に、今後は米国およびグローバル市場でのビジネスチャンスを掴むために、早期に市場に参入できる優位性を提供することが期待されています。

敏感肌向けの日焼け止めにも最適



Tinosorb® Sはその大きな分子構造により、経皮吸収が低く、肌への刺激リスクを軽減する特性を持っています。この特性によって、敏感肌を持つ人々にとっても安心して使用できる製品となるでしょう。高性能の日焼け止め製品を求める消費者にとって、重要な選択肢としての地位を確立することができるのです。

BASFは、持続可能な日焼け止め製品の開発に注力し、多様な市場のニーズに応えるフレキシビリティを持つ企業として、これからも進化を続けていきます。Tinosorb® Sは、この進展における重要な一歩であり、快適で安全な日焼け止め製品の発展を支える一助となるでしょう。

詳細については、こちらをご覧ください。

Tinosorb® S および チノソーブ® Sは、BASF SE の登録商標です。

会社情報

会社名
BASFジャパン株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町3-4-4OVOL 日本橋ビル3階
電話番号

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