人口減少時代の再開発
2024-07-10 13:20:19

「沈む街」と「浮かぶ街」-人口減少時代の再開発が問う、まちづくりの未来-

「沈む街」と「浮かぶ街」-人口減少時代の再開発が問う、まちづくりの未来-



日本全国で相次ぐ再開発。その光と影に迫る書籍『人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」』が、7月10日に発売されました。

本書は、NHKスペシャル「まちづくりの未来 人口減少時代の再開発は」やクローズアップ現代「再開発はしたけれど 徹底検証・まちづくりの“落とし穴”」で特集され話題を呼んだまちづくりの現在をさらに深掘りした内容となっています。

明治神宮外苑をはじめとした再開発計画は、現在大きな議論を呼んでいます。高層化ありきのスキームとなっていないか?街の個性や住民目線を置き去りにしてはいないか?次世代に引き渡せるものとなっているのか?

本書では、福岡、秋葉原、中野、福井など、今まさに変わりつつある街で地権者や住民たちへ濃やかな取材を行い、多面的に検証します。

「高層化スキーム」の光と影



神宮外苑や秋葉原など、「高層化」を伴う再開発には多くの反対意見や疑問の声が上がりました。実は、都市部の再開発では高層ビルやタワーマンションの建設とセットで成り立たせる「高層化スキーム」が、もはや定番と化しているのです。

本書では、「高層化スキーム」で利益を生み出すカラクリや、再開発をめぐる様々な課題についてレポートします。

まちづくりのあるべき姿とは



本書の終章には、野澤千絵さん(明治大学教授)による特別寄稿「まちづくりのあるべき姿とは」を収載。再開発でタワマン建設が多い理由とその落とし穴、庶民には手が届かない価格帯の住宅ばかりが増え続ける背景などを解説しています。

変化する街の未来を、共に考えよう



本書は、再開発という社会課題を、様々な視点から考察し、読者に考えるきっかけを与えてくれます。人口減少時代におけるまちづくりの未来について、本書を通して一緒に考えてみませんか?

詳細情報



書籍名: 人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」
著者: NHK取材班
発売日: 2024年7月10日
ISBN: 978-4-14-088724-0
定価: 1,023円(税込)
判型: 新書判
ページ数: 256ページ
ECサイト:
NHK出版: https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887242024.html
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4140887249



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