鹿児島県の中高生が英語で魅力を発信する「おらがまちピッチ」
日本の国際教育の先駆者、NICインターナショナルカレッジ・ハイスクールが主催する「第2回おらがまちピッチ鹿児島大会」が、12月7日に開催されることが決定しました。これは、鹿児島の中学生と高校生が自分たちの地元の魅力を英語で発表するプレゼンテーション大会です。
地域に根ざした国際教育
NICは、1988年の設立以降、海外大学への進学支援を行う唯一の教育機関として約1万人の学生を育成し続けてきました。教育理念は「世界で活躍する“出る杭”の育成」であり、地域貢献や社会連携にも注力しています。「おらがまちピッチ」は、まさにその取り組みの一環であり、年度ごとに規模が拡大しています。今年は24組68名がエントリーし、昨年の12組30名から大きな成長を見せました。
英語で発信する地域の魅力
「おらがまちピッチ」では、参加者が自ら住む町の特性や文化、歴史を英語でプレゼンテーションします。英語教育や国際教育の一環としての意義も大きく、参加者たちは自身の発信力を高める貴重な機会となるでしょう。昨年の大会では、多くの来場者からの好評を得ています。
地域全体で若者を支援
今年から新たに3社の地元企業が大会を協賛し、地域一体で若者の挑戦を応援するプロジェクトへと進化しました。協賛企業は、株式会社吾愛人、福山黒酢、優昭海運の3社です。これにより、地域企業との連携を通じて、鹿児島全体で未来の国際人を育成する取り組みが広がっています。
大会の詳細情報
大会は、12月7日(日)の12時から17時まで、鹿児島育英館中学校・高等学校の体育館で行われます。入場は無料、出入りも自由です。事前予約も可能ですが、予約なしでの来場も受け付けています。鹿児島から世界へ飛び立つ若者たちの熱意あるプレゼンテーションを、ぜひ会場で体験してみてください。
参加校一覧
中学校部門には、吹上中学校、南さつま市立加世田中学校、鹿児島育英館中学校、鹿児島純心女子中学校が参加します。高校部門には、鳳凰高等学校や鹿児島県立鹿野工業高等学校など12校が名を連ね、18組50名が競い合います。
まとめ
この「おらがまちピッチ」鹿児島大会は、地域の未来を担う若者たちが自分たちの思いを語る重要な場となっています。地域貢献と教育が融合するこの試みは、鹿児島の発展と国際交流を進める起爆剤となることでしょう。入場無料で観覧可能なこのイベントを、ぜひお見逃しなく!