株式会社オトナルがAuDeeへデジタル音声広告を導入、音声広告市場を拡大

デジタル音声広告の新たな潮流

株式会社オトナル（東京都中央区、代表取締役：八木太亮）は、音声プラットフォーム「AuDee」にデジタル音声広告を導入しました。この新たな取り組みにより、オーディオ広告の購入が可能となり、音声の純広告とプログラマティック広告（運用型広告）の購入が実現しました。

AuDeeとは？

AuDeeは、TOKYO FMとジャパンエフエムネットワーク（JFN）が共同で運営している音声プラットフォームで、38局のラジオ放送から1,000以上のコンテンツを集約しています。毎月約230万人のユニークユーザーを持ち、特に10代から30代の若者に人気を集めています。通常の無料コンテンツに加え、プレミアム会員向けの特別なコンテンツも用意されています。

オトナルの広告戦略

今回の広告導入にあたって、オトナルは「AuDee」にアドサーバーとSSPを導入しました。これにより、番組内の音声広告枠にデジタル音声広告を購入できるようになりました。純広告としての購入に加え、各種DSPを利用したターゲティング広告やデータ連携による効果検証も可能になります。

具体的には、以下のDSPが対応しています。

- ディスプレイ＆ビデオ 360（グーグル合同会社）
- The Trade Desk
- Logicad（SMN株式会社）

他にも今後追加される予定です。

新たな広告の実現

「AuDee」では、音声広告が再生される際、同時にコンパニオンバナーも表示されます。このバナーをクリックすることで、ユーザーは指定したリンク先に移動することができます。また、音声広告のみならず、動画フォーマットにも対応しており、さらに多様な広告形態が展開可能です。

リスナターゲティング機能

ターゲティング機能として、以下の条件で広告配信が行えます。

- 年齢（18〜24歳、25〜34歳など）
- 性別（男性、女性）
- 地域（都道府県、市区町村）
- ジャンル（エンタメ、音楽、アニメなど）

これにより、広告主はリーチしたいユーザー層に対して的確に広告を配信することが可能となります。

プログラマティック広告の利便性

プログラマティック音声広告は、各種DSPを活用して、自動的に広告の発注や入札が行われる仕組みです。これにより、効率的な広告配信が実現され、特にオーディオコンテンツへの広告挿入が容易になります。

具体的な事例

例えば、パナソニックの音声CMが2024年9月14日に『ONE MORNING 防災特別番組わたしと家族の守りかた』の一環としてAuDeeで配信されました。このような広告施策が広がることで、より多くのブランドや企業が音声広告を利用しやすくなります。

オトナルの目指す未来

株式会社オトナルは、デジタル音声広告の市場創出を目指し、今後も多様な音声広告プランニングを展開していく予定です。音声コンテンツの制作から効果検証まで、マーケティング施策をトータルでサポートする体制が整っており、今後の音声広告市場の成長が期待されます。

音声メディアの拡大に伴い、オトナルの取り組みは今後ますます重要な役割を果たすことでしょう。詳細情報やサービス資料は公式サイトでご確認ください。

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