日本タクシー、電脳交通のクラウド型配車システムを導入
岐阜県に本社を置く日本タクシーが、電脳交通のクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入し、運用を開始しました。これにより、岐阜市内のタクシー配車業務が効率化されると同時に、サービス品質の向上を図り、地域における移動インフラとしての役割を強化することが期待されています。
導入の背景
日本タクシーは、岐阜市を中心に約250台のタクシー車両を運行する岐阜県内で最大級のタクシー事業者です。観光バスやコミュニティバスの運行も行い、地域の交通を支える重要な存在です。岐阜市周辺では、都市部における移動需要が高く、特に高齢者の通院や買い物、観光ニーズが多様化しています。その一方で、全国的な人口減少と高齢化の影響もあり、タクシー業界は運転手や配車オペレーターの人材確保に苦慮しています。限られた人員で安定したサービスを提供し続けるため、効率化が急務となっています。
日本タクシーでは1日当たり約2,000件の電話注文に対応し、地域住民の日常的な移動を支えていることから、新たな配車システムの導入が図られました。長年使用されてきた配車システムが更新時期を迎えたことを契機に、持続可能な配車体制を構築するための検討が行われました。
取り組み内容とこのシステムの利点
新たに導入されたクラウド型タクシー配車システム「DS」は、以下の基準で選ばれました。
- - 1日約2,000件以上の電話注文に対応できる安定性
- - 配車業務の効率化を通じた人員不足への対策
- - 外部サービスとの連携による新たな需要の獲得への対応
- - 将来的な共同配車や地域交通事業者との連携に対応可能な拡張性
これにより、日本タクシーは電話注文を中心とした配車業務の効率化とサービス向上を図り、さらなる地域交通の利便性向上を目指します。
電脳交通は、今後も地域交通を支える事業者の業務効率化とサービス向上を支援し、持続可能な地域交通の実現に尽力していく方針です。
クラウド型タクシー配車システムとは
「DS」は、配車オペレーター用の画面とドライバー用車載タブレットを組み合わせたシステムであり、業務の効率化を実現するツールです。全国47都道府県に約650社、約2万4000台のタクシー車両がこのシステムを導入しています。
企業情報
株式会社日本タクシー
- - 所在地:岐阜県岐阜市鶴田町3丁目7番地1
- - 設立:1950年
- - 代表者:山田健太郎
- - 保有台数:252台
株式会社電脳交通
- - 所在地:徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番アミコ東館6階
- - 設立:2015年12月
- - 代表者:近藤洋祐
- - 従業員数:220名(2026年1月時点)
- - 資本金:1億円