不正視聴防止CM
2013-11-26 13:00:02

不正視聴防止を訴える新TV-CM「時間が戻せたら」篇の展開

一般社団法人衛星放送協会は、2013年12月1日より、不正視聴防止キャンペーンの一環として、TV-CM「時間が戻せたら」篇を新たに放送することを発表しました。このCMは、会員各社が運営するチャンネルで流され、改ざんB-CASカードや不正プログラムの販売に対する警告を目的としています。

今年は、全国各地で不正視聴行為に対する検挙事例が続出しています。具体的には、改ざんされたB-CASカードを使用して有料放送を無料で視聴する行為が、「不正作出私電磁的記録供用罪」に該当し、法的に罰されることの重要性が取り上げられています。このような社会情勢を受けて、新たなCM制作が急務となりました。

昨年より続けられていた不正視聴防止キャンペーンの一環ですが、特に今年の8月には警視庁からの要請により、改ざんB-CASカードに関する広報活動の強化が求められました。この背景には、社会全体での適切な視聴環境を維持する必要があるとの認識があります。

CMの制作にあたっては、株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS)からの協力も得られたことで、より影響力のあるメッセージを発信することができました。新TV-CMでは、改ざんB-CASカードによる不正視聴が「刑法によって禁じられた犯罪行為」であり、最大で「5年以下の懲役または50万円以下の罰金」という厳しい罰則が科されることを強調しています。このメッセージは、視聴者にとって非常に重要な警告となるでしょう。

当協会は今後も、不正視聴防止に向けた啓蒙活動を継続する方針です。警察や監督官庁、関連団体と連携を図りながら、視聴者に対する啓発を行っていきます。社会全体で健全な視聴環境を築いていくためには、まずは不正行為の認識を深めることが重要です。

新CM「時間が戻せたら」篇は、視聴者に対して強いメッセージを送る機会です。この企画が多くの人々に届き、不正視聴の根絶に繋がることを期待しています。この取り組みを通じて、衛星放送業界全体の信頼性向上に貢献できるよう努めてまいります。

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一般社団法人 衛星放送協会
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