武蔵エナジーソリューションズがシンガポールで新技術を披露

武蔵エナジーソリューションズ、シンガポールで新技術を披露

武蔵精密工業株式会社のグループ会社、武蔵エナジーソリューションズがシンガポールで開催される「Data Center World Asia」に出展します。この展示会は、データセンターや電源システムに特化した技術が集結する重要なイベントであり、武蔵エナジーソリューションズはそこで自社の最新製品「ESS400」を公開します。

ESS400とは？

「ESS400」は、高効率かつ高出力密度を誇るエネルギー貯蔵ソリューションです。この製品は、特にバックアップ電源としての信頼性が求められるデータセンター向けに開発されており、その安全性と長寿命が大きな特徴です。使用されているハイブリッドスーパーキャパシタセルは、発熱リスクを低減し、運用コストの削減にも寄与します。

さらに、ESS400は米国の第三者認証機関Underwriters Laboratories（UL）による製品安全規格UL1973の認証を取得しており、国際的にその安全性が確認されています。

展示会の詳細

「Data Center World Asia」は、2025年10月8日（水）から9日（木）にかけて、シンガポールのマリーナベイサンズ内にあるサンズEXPO＆コンベンションセンターで開催されます。武蔵エナジーソリューションズのブースはC55で、来場者は新しいエネルギー貯蔵技術を直接体験することができます。

武蔵エナジーソリューションズの背景

武蔵エナジーソリューションズは、世界に先駆けてハイブリッドスーパーキャパシタ（HSC）の量産を開始した企業です。HSCは高出力、長寿命、安全性が特長であり、次世代の社会インフラとして期待されています。特にデータセンターや大型商用電動車のエネルギー効率を最適化するための重要な役割を果たします。

武蔵精密工業の取り組み

武蔵精密工業は、電動化や自動運転を見据えた次世代のパワートレイン部品やシャーシ部品の開発を行っています。さらに、先端AI技術の開発や、SDGsの達成に向けたエネルギーソリューション事業などにも積極的に取り組み、新しいビジネスモデルの創出に挑戦しています。これにより、広範な分野での技術革新が期待されています。

詳細については、武蔵エナジーソリューションズの公式ウェブサイトこちらをご覧ください。

会社情報