育休・復職を支援する新たな取り組みが始動
この度、株式会社With Midwifeと株式会社ザ・ゴールは、育休と復職をサポートする独自のプログラムを設立し、2024年8月19日から運用が開始されることを発表しました。これは「共育の日」に合わせた実施であり、さらに充実した育児と職場復帰を支援することを目的としています。
プログラムの背景
株式会社ザ・ゴールは、経済産業省のフェムテック等サポートサービス実証事業に参加したことをきっかけに、With Midwifeの健康と子育ての支援プログラム「The CARE」を導入しました。そして、今度は両社が連携し、従業員が安心して育休を取得し、復職できる環境を整えることを決定しました。
このプログラムにより、ザ・ゴールの全従業員124名及びその家族は、専門の看護師・助産師・保健師が24時間365日、必要なサポートを提供されます。これにより、従業員は健康やライフイベントに関する相談を手軽に行うことが可能です。
プログラムの具体的な内容
「The CARE」プログラムでは、妊娠から復職に至るまでの一貫したフォローアップが行われます。具体的なサポート内容は以下の通りです:
1.
妊娠の報告: 社内担当者が申請手続きや産休前の説明を行い、専門スタッフがオンラインで妊娠経過の相談を受けます。
2.
産休取得直前: 業務調整と妊娠後期のトラブル対処についてサポートが行われます。
3.
産休中: 出産時のトラブル確認や、復職準備に関する相談が可能です。
4.
復職準備: 保育園決定後、復帰日や申請関係の調整にサポートが入ります。
5.
復帰後: 育児社員による座談会やキャリアアップに関する面談が行われ、復職後の生活を支援します。
また、全ての期間中にオンライン相談が可能で、パートナーが妊娠中の男性従業員も幅広くサポートを受けられます。このように、働きながら育児を行うすべての社員に対して、充実した支援が用意されています。
企業の思い
ザ・ゴールの担当者は、「全員活躍」という経営方針のもと、すべての社員が多様な働き方を実現できる環境を整え、特に女性の働きやすさを重視しています。この基盤をもとに、妊娠・出産・育児と仕事を両立させるための体制を整えることに力を入れています。
With Midwifeの代表取締役、岸畑聖月氏も「全ての命に寄り添い、その人に合った最適なワークライフバランスを保つためのサポートを提供します」と述べ、両社の共同取り組みがもたらす影響についての社外への発信も行っていく意向を示しています。
まとめ
このプログラムは、育児と仕事を両立させるために企業が取り組むべき施策の一例であり、多様性を尊重した職場環境の整備に向けた大きな一歩です。With Midwifeとザ・ゴールのコラボレーションが、他の企業にとっても良い手本となることを期待したいと思います。