中スマホ相場分析
2023-01-10 09:00:01
中古スマホ相場を国別に徹底分析!iPhoneの価格比較
中古スマホ相場調査レポート
最近の調査結果によると、世界各国の中古iPhoneの価格には大きな違いがあることがわかりました。本記事では、主に日本、アメリカ、スウェーデンなどの国々の相場を比較し、自国の中古iPhone市場の特徴に迫ります。
調査の概要と結果
調査対象にした国は、日本、ドイツ、スペイン、フランス、イギリス、イタリア、スロバキア、スウェーデン、アメリカの9カ国です。調査は2022年の11月に行い、iPhone8からiPhone13のモデルを中心に、SIMフリーの中古端末を対象としました。各国の相場は、国内外のマーケットプレイスから集めたデータに基づいています。
最も高い中古iPhone相場はスウェーデン
スウェーデンは、調査対象国の中で最高価格がつく国の一つで、中古iPhoneの価格が他国と比較して高いことがわかりました。特に、iPhone8の中古価格が国内価格の約1.75倍という結果が出ています。この要因として、「付加価値税」が25%と高いことが挙げられ、この税負担が消費者に跳ね返っていると考えられます。
日本は中古iPhoneが手に入れやすい環境
一方で、日本においては、中古iPhoneが非常に安価で手に入る市場になっています。特に、古いモデルの中古iPhoneは、実質ゼロ円での販売時代が影響し、相場が割安に維持されているのが特徴です。調査によると、日本では34モデルが最安値を記録しており、特にiPhone8やSEシリーズが人気を集めています。
アメリカは最安値の国
アメリカは、調査対象国の中で最も安価なiPhoneを手に入れやすい国と言えます。126モデル中、約3分の2が最安値で提供されており、iPhoneを入手する際のハードルが非常に低いです。これは、Apple本社がアメリカにあるため新品のiPhoneも適正価格で提供されているためとも言えるでしょう。
モデル別の相場比較
次に、具体的なモデルごとの相場を見ていきましょう。特に人気のあるモデルについて、各国の価格を比較しました。
iPhone8
中古の「iPhone8」は、日本が最も安価で、平均相場は約2万776円です。一方で、スウェーデンでは約3万6385円となっており、日本とスウェーデンの価格差は大きいことがわかります。
iPhone11 Pro
「iPhone11 Pro」の中古相場は、日本が他の国より高めでした。これは、供給減少の影響と思われ、特にiPhone11の発売以降は、中古市場に出回る端末が減少しました。結果として、相場が高止まりしています。
中古市場への影響
日本における中古iPhone市場は、携帯キャリアの販売戦略によって大きく影響を受けています。「実質ゼロ円販売」が規制されたことにより、背景には販売台数の減少や新しい端末への需要の移行が考えられますが、それでも日本の中古市場は依然として魅力的です。
まとめ
この調査から、日本は中古iPhoneの購入において人々にとって非常に有利な市場であることがわかりました。特にiPhone8と旧モデルが安価に入手でき、今後も中古市場が成長する可能性があります。中古iPhoneを扱う事業者は、国内市場にとどまらず、海外販路の拡大を通じて利益向上を狙うのも一つの手です。今後、相場がどのように変動していくのか、引き続き注目していきたいところです。
会社情報
- 会社名
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株式会社リスマ
- 住所
- 東京都品川区平塚3-1-9 クレール川崎4階
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