保育博2024が東京で開催
2024年11月21日(木)から11月22日(金)の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館にて「保育博2024」が行われる。このイベントは、保育・教育に関連するビジネスとサービスを紹介し、課題解決を図るための重要なプラットフォームとなる。主催者はメッセフランクフルト ジャパン株式会社で、6回目の開催を迎える。
保育の多様な課題解決を支援
今年の見本市では、未就学児向け商品やサービスを一堂に集め、保育園や幼稚園、こども園の関係者がその利便性を直接体感できる機会を提供する。前回の2023年には182社が出展し、3,588名の来場者を迎えたが、2024年には約170社の出展が既に決定しているという。
展示エリアでは、学習教材、遊具・玩具、防災・防犯対策製品など多岐にわたるアイテムが紹介され、業界で注目されている「ICT」と「食育」に特化したゾーンも新たに設けられる。ICTゾーンでは、保育業界の人手不足を解消するための技術やサービスが提案され、食育ゾーンでは試飲・試食を通じて新たなメニューやサービスが紹介される。
キャリア支援の新たな取り組み
特に初となる「求人エリア」では、保育者のキャリアパスに対する相談や、人材募集に関連する情報が提供され、求職者と企業を結ぶ新しいプラットフォームが形成される。また、優れた育児向けのIT商品や育児家電を表彰するコンテスト「ベビーテックアワード2024」、体験型美術館「東京おもちゃ美術館 in 保育博」も同時に実施される。
セミナーとワークショップ
「保育博2024」では、主催者特別セミナーとして、教育評論家の尾木直樹氏による「子どもの心をつかむ」に関する講演が行われ、保育者向けの「エデュケーショナルセミナー」や研修・ワークショップも充実した内容で用意されている。これらは全て聴講無料で、希望者には受講修了証も発行される。
日時:11月22日(金)15:30-16:30
内容:「子どもの心をつかむ~「子ども新時代」を生きる~」
講師:尾木直樹(尾木ママ)氏
日時:11月21日(木)14:00-15:00
内容:「子ども主体のランチを徹底解剖!~誰もが取り組みやすいランチ革命~」
講師:今津太陽氏
日時:11月21日(木)10:30-12:00
内容:「保育リーダーのキャリアデザイン」
講師:谷口真紀氏
まとめ
「保育博2024」は、業界の最新トレンドや課題解決へのアプローチを学ぶ貴重な機会であり、この機会を活用して保育・教育の分野での新たなアイディアやつながりを見つけることができるだろう。来場者は、ぜひ多彩な展示やセミナーを通じて、未来の保育・教育の可能性を探ってほしい。
詳しい情報や登録は公式サイトをご確認ください。