アート大賞受賞!
2025-12-15 11:06:49

城西国際大学の学生がアジアデジタルアート大賞で優秀賞を獲得!

城西国際大学、再びアジアデジタルアート大賞での栄光



2025年の「アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA」において、城西国際大学のニューメディアコースに所属する学生たちが優秀賞を受賞しました。この賞は、学生カテゴリーの「エンターテインメント(産業応用)部門」での栄誉であり、2023年度に続いての受賞となります。

受賞作品は、音声に反応する球型ロボット「Qoom | それっぽい、いのち」。この作品は、声に反応して動く仕様で、まるで話しかけた相手に近づいてきたかのような体験を提供します。可愛らしさと愛着を感じさせるその姿は、参加した学生たちの努力の結晶です。

プロジェクトの背景と制作過程



本作品は、1年生から4年生までの学生が集まり、メディアデザイン制作プロジェクトの授業の中で作り上げました。学生たちはアイデア出しから始まり、形を作り、動きの設計、さらにはプログラミングまでを手掛けています。これにより、単なるアートの制作を越えて、技術的スキルも学ぶことができました。

「アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA」は、論理的思考と芸術的感性の融合を目指した国際的な公募展です。アジアの文化や風土に根ざした世界的なメディアアート作品が集まります。今回、多くの国内外の学生から数多くの作品が応募される中、見事に優秀賞を受賞することができたのです。

技術革新と学生の挑戦



学生代表の千脇一輝さんは、受賞について「Qoom」での成果が今後の制作活動の励みに繋がりますと語ります。本作には、音声認識モジュールとmicro:bitを組み合わせ、音に対して曖昧な反応を作り出す工夫が施されています。また、球体の構造や素材にこだわり、転がる際の個性を持たせる設計も施されています。技術的な要素を活かしつつ、「意味のズレ」を経験させる挑戦も反映されています。

教員のコメントとプロジェクトの成果



このプロジェクトの担当教員、戸田准教授は、2014年から始まったこの取り組みが今年で11年目を迎えたことに触れ、これまでに累計で14の賞を受賞していることを強調しました。今年の受賞は、「ADAA(アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA)2025学生カテゴリー/エンターテインメント(産業応用)部門」での初の快挙となり、学生たちの新たな可能性を示すものです。

これまで体験型のインタラクティブアート作品を中心に制作してきたプロジェクトですが、今年は新たに人と物の関係をテーマに取り入れたロボット制作に挑戦しました。メディア学部ならではの、多岐にわたった学びが反映された作品となっています。

結論



「アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA」での受賞は、城西国際大学の学生たちにとって大きな励みとなり、今後のアート制作における新たな挑戦を促すものでしょう。今後がますます楽しみです。


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城西国際大学
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