スリーエム株式会社の新自動監視サービス「QuickGuard」
スリーエム株式会社が新たに展開する自動監視サービス「QuickGuard」が、急速に変化するIT環境への対応策として注目されています。特に、クラウドサービスが普及する現在、企業はコストや運用面での負担を軽減しつつ、迅速な対応を求められています。この新サービスは、そのニーズに応える形で設計されています。
QuickGuardの基本特徴
QuickGuardは、月額3万円から始められるという手頃な価格で、24時間365日の監視体制を提供します。このサービスは、一般的な監視設定を申し込み時にあらかじめ整えて引き渡すため、お客様が監視運用を開始するための準備時間や手間を大きく減らせます。
特に、ソーシャルゲームやスマホアプリといったビジネスが多様化する中で、ピーク時におけるリソース拡張や迅速な対応が求められる状況において、QuickGuardが提供するサービスは非常に実用的です。
競合との差別化
QuickGuardの監視サービスは、従来のMSP(マネージメント・サービス・プロバイダー)業者とは異なる点がいくつかあります。
1. 月額料金が固定
一般的な監視サービスでは、監視対象が増えるごとに料金が増加するのが常ですが、QuickGuardでは月間の電話連絡回数に基づいて料金が決まるため、監視対象が何台であっても固定の料金でサービスを提供します。これにより、より予測可能なコスト管理が可能になります。アラート数が少ない場合、全体のコストを抑えることもできるのです。
2. 冗長構成による高い信頼性
品質に対する懸念を払拭するため、QuickGuardは東京と関西の2拠点で冗長構成を取っています。万が一ネットワーク障害や自然災害が発生した場合でも、自動的に監視サーバが切り替わる仕組みを持つため、高い信頼性を確保しています。
期待される今後の展開
新たに立ち上げられたこの事業により、スリーエムはミッションクリティカルなサーバー運用を可能にし、今後のビジネス展開にさらなる可能性を持たせると自信を持っています。サービスリリースの一環として、ビッグデータ分析を取り入れた監視や、監視項目の自動登録を予定しています。
サービス概要
- - サービス名: QuickGuard
- - 提供内容:
- 24時間365日の自動監視
- 障害検知時のメール送信
- 障害検知時のSMS・電話連絡(Basicプラン以上)
- 冗長構成と自動切り替え機能
- 障害検知時の自動プロセス再起動
- 監視項目のグラフ表示
- コンサルティングサービス
このように、QuickGuardは企業にとって利便性とコスト効率を両立させた魅力的なサービスとして、今後の展開に期待が高まります。
会社情報について
スリーエム株式会社は、東京都千代田区に本社を構える企業で、ITコンサルティングを主な業務に展開しています。2011年に設立されたこの会社は、最新の技術を活用し、新たなサービスを提供し続ける姿勢を貫いています。
詳しい情報は
スリーエム株式会社の公式サイトや
QuickGuardのホームページで確認することができます。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。