ピアジェ、アートとデザインの融合を探る新ハイジュエリー展「シェイプオブエクストラレガンザ」

ピアジェの新たな試み

スイスの名門ジュエリーブランド、ピアジェがバルセロナで開催したハイジュエリーエキシビジョン「シェイプオブエクストラレガンザ」。この展示は、大胆なエレガンスをテーマに、メゾンの独自のスタイルを再評価する内容となっています。

「シェイプオブエクストラレガンザ」は、昨年の展覧会「エッセンスオブエクストラレガンザ」に続くもので、1960年代から70年代のピアジェの創造性に光を当てた3部作の第2章です。この新たなエキシビジョンは、過去の作品を現在に再構築し、デザインとクラフツマンシップの限界を押し広げることを目的としています。

アートとの繋がり

ピアジェは、アートやアーティストとの関わりを大切にしており、「シェイプオブエクストラレガンザ」は、その力強い絆を映し出しています。展示では、サルバドール・ダリやアンディ・ウォーホルとの歴史的なコラボレーションにオマージュを捧げ、イヴ・ピアジェの創造的な友人たちとの関係が生み出した数々の作品が紹介されています。これにより、ピアジェのクリエイティブチームは、専門的な技術とデザイン力を結集し、ジュエリーを新たな芸術表現へと昇華させました。

展示のハイライト

展覧会のオープニングセレモニーには、ピアジェのフェイス・オブ・メゾンであるエラ・リチャーズをはじめ、多くの著名なグローバルアンバサダーが出席し、豪華なガラディナーも開催されました。会場は、バルセロナ郊外に位置する彫刻家ハビエル・コルベロの自邸で、彼の独特の建築美が調和する空間で行われました。

特に注目を集めたのは、#G37T4300「カイレドスコープライト」ネックレス（160,160,000円税込予価）や、#G0C50726「エンドレスモーション」テーブルクロック（44,440,000円税込予価）など、目を引く珠玉の作品群です。これらの作品は、過去の美術界と現在のデザインを融合させたアヴァンギャルドな要素が取り入れられています。

ピアジェの歴史

ピアジェは、1874年に創業され、以来独自の大胆なスタイルを持ち続けてきました。特にスイスのジュラ山脈における高性能ムーブメントの製作に力を入れ、薄型ムーブメントの設計や新しいデザインの探求を進めてきました。これにより、ピアジェは時計製造の界隈でもその名を知られる存在になり、今なお新しいクリエイションを創り出し続けています。

これからも、ピアジェはその伝統を守りながら、常に革新を目指していくことでしょう。「シェイプオブエクストラレガンザ」は、ジュエリーとアートの新たな結びつきを感じることで、観る者に多くの感動をもたらすことでしょう。

公式ウェブサイト：ピアジェ

Instagram: @piaget