新シアター・グループ「カンパニー・グランデ」の成果発表公演開催

彩の国さいたま芸術劇場で新たなシアター・グループが誕生

開幕が待たれる「カンパニー・グランデ」が、2025年3月13日から16日の間、彩の国さいたま芸術劇場にて新作公演を行います。この新たなシアター・グループは、振付家の近藤良平氏が芸術監督を務め、年齢や国籍、障がいの有無にかかわらず、多様なバックグラウンドを持つ120名のメンバーから成り立っています。

「カンパニー・グランデ」とは？

「カンパニー・グランデ」は、2024年春に発足したシアター・グループであり、様々な芸術的表現を追求しています。演劇や舞踊、音楽、ジャグリングなど、数多くのアーティストから学びながら、多角的なアプローチでプロジェクトを進めています。特に、年間を通じて実施されるワークショップでは、新しい才能を発掘し、多様な表現方法を模索しています。

この公演は、メンバーの成果を発表する機会でもあり、スタジオワークでの試みを舞台上で披露します。これには、演劇、舞踊、音楽などのジャンルが融合し、観客に新たな刺激を提供します。

近藤良平からのメッセージ

「グランデが目指すのは、広くて風が吹いているところ。ここには、おしゃべりする人も陽気な人も、逆立ちする人もいます。私たちは、『花』について考えを巡らせ、ユーモアと知恵を絞りながら、みなさんと共に楽しむことを夢見ている」と近藤監督は語ります。この言葉には、今後の活動に対する期待が感じられます。

準備が進む公演

本公演では、近藤良平氏を総合演出に迎え、様々な才能を持ったクリエイターたちが集結しました。具体的には、俳優、ダンサー、作曲家、アートディレクターなどが参加し、コラボレーションを通じて作品が生み出されています。この多様なチームによって、視覚的にも聴覚的にも魅力的な舞台が展開されるでしょう。

また、各メンバーは最高のクオリティを追求しており、これまでのスタジオワークや経験を基に、観客を惹きつけるパフォーマンスを準備しています。どのような表現が生まれるのか、非常に楽しみです。

チケット情報と公演詳細

「カンパニー・グランデ」の公演は、2025年3月13日から16日までの期間に行われ、毎日15時からの開演となります。13日はプレビュー公演の日に設定されており、全席自由で、一般2500円、U-25は2000円で販売されています。詳細なチケットの購入情報は、彩の国さいたま芸術劇場のウェブサイトで確認できます。

この春、ぜひ新たなシアター・グループの新作に足を運んでみてはいかがでしょうか。一緒に「花」の物語を感じ、創造性の爆発を楽しみましょう。