光の思い出ショー
2022-03-18 13:10:30

ひがしっ子小学校「光の思い出ドローンショー」で最後の思い出作り

ひがしっ子小学校の感動的なフィナーレ



埼玉県比企郡に位置する小川町立東小川小学校が、2022年3月25日に「光の思い出ドローンショー」を開催しました。このイベントは、児童たちの思い出を夜空に描く特別な取り組みです。2019年に閉校が決まって以来、たくさんの催しが取りやめになった中で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、児童や教職員が心をひとつにして行ったセレモニーの一環として企画されました。

ドローンショーの概要



イベントに参加するのは、なんと64機のドローンです。在校生65名の思いを、美しい文字やイラストの形で表現しました。ショーの内容は、全校児童が自由に意見を交わすディスカッションをもとに考案され、彼らが愛する学校や楽しかった思い出がテーマになっています。また、ドコモとのコラボレーションによって実現したこのドローンショーは、学校と地域における産学連携の成果ともいえるでしょう。

イベントの構成



「光の思い出ドローンショー」は、オープニング、思い出、未来、感謝という4つのテーマで構成されています。オープニングでは、児童の愛称「ひがしっ子」の文字がドローンで表現され、思い出の中では運動会やひがしっ子祭についての懐かしいシーンが描かれます。未来のパートでは、子どもたちが育てた国蝶のオオムラサキが象徴的に用いられ、感謝のセクションでは「アリガトウ」の文字を浮かべて、学校への感謝の気持ちを伝えました。

学校の歴史



1960年代に開校した東小川小学校は、教育目標を「知・徳・体」のバランスをもって育てることに置いてきました。今年度をもって39年間の歴史に幕を下ろす決定がなされたのは、少子化が進む中でのことです。

児童の思い出の集大成



このドローンショーは、児童たちにとってもかけがえのない思い出になります。準備に関わった児童たちは、自分たちの意見がドローンによって夜空に映し出されることに喜びを感じていました。同時に、参加者全員が未来への希望を抱く瞬間でもあり、地域と学校が共に協力することで得られた貴重な体験の場となりました。

未来へつながる経験



NTTドコモとのコラボレーションは、単にイベントを盛り上げるだけでなく、キャリア教育の観点からも重要です。児童たちは、自分たちのアイデアがどのように実現されるのかを学び、将来的にどのような職業に就きたいかを考えるきっかけを得ることができました。教育と地域の連携によって生まれたこの体験は、彼らの未来に大きな影響を与えることでしょう。

このように、「光の思い出ドローンショー」は、東小川小学校の閉校前にふさわしい感動的なクライマックスを提供し、参加者全員の心に残る特別なイベントとして幕を閉じました。

会社情報

会社名
小川町立東小川小学校
住所
埼玉県比企郡小川町東小川2丁目21
電話番号

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