アリヴェクシスと大原薬品工業の革新的創薬共同研究
アリヴェクシス株式会社は、2026年2月13日に大原薬品工業株式会社との間で、複数の創薬標的分子に関する共同研究契約を締結したと発表しました。この契約により、両社は独自の創薬プラットフォームであるModBind™を用いて、新たな低分子化合物を探求し、神経科学分野における革新的な治療薬の開発を目指します。
共同研究の概要
この共同研究では、大原薬品が選定した複数の創薬標的について、アリヴェクシスの計算創薬プラットフォームを駆使し、新しい低分子化合物を発見することに注力します。また、両社は実験系の構築や化合物合成・評価の最適化において、密接に協力し合う予定です。
アリヴェクシスでは、本研究を進めるにあたり、計算創薬プラットフォームの利用に伴う一時金や研究費を受け取るほか、合意に基づく報酬を得る可能性もあります。
ModBind™の特長
ModBind™は、アリヴェクシスが独自に開発した技術で、低分子化合物と標的タンパク質との結合強度を高速かつ高精度に予測します。この技術は、生物活性データの無い状態でも機能し、すでに5つの臨床候補化合物の発見に寄与しています。その中でも、MDI-0151は2024年6月にスイスの企業に約425億円で導出される見込みとなりました。
アリヴェクシスは、これまでに製薬企業との共同研究を数多く実施しており、技術の有用性を実証しています。また、2025年8月からは、経済産業省および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「GENIAC」プロジェクトにも参加し、ModBind™をAI技術と組み合わせて、低分子化合物の生物活性を世界最高精度で予測するモデルの構築を目指しています。
アリヴェクシスCEOのコメント
アリヴェクシス株式会社の代表取締役CEO、木村俊氏は、「大原薬品との共同研究契約を締結できたことを非常に嬉しく思っています。我々の画期的なModBind™技術を駆使することで、特定の創薬ターゲットに対する化合物の発見を加速できると期待しています。このプロジェクトを通じて我々の技術の実証と、高い患者ニーズを持つ病気に対する新しい臨床候補の発見に貢献できることを楽しみにしています」とコメントしています。
企業情報
アリヴェクシス株式会社
本社:東京都港区新橋1丁目18番21号 第1日比谷ビル7階
設立:2016年8月8日
URL:
https://alivexis.com
事業内容:最先端創薬テクノロジーを駆使したネットワーク型創薬企業
大原薬品工業株式会社
本社:滋賀県甲賀市甲賀町鳥居野121-15
設立:1964年11月5日
URL:
https://www.ohara-ch.co.jp
事業内容:オーファンドラッグ、ジェネリック医薬品、原料医薬品の製造販売
この新たな共同研究が創薬の未来にどのような影響を与えるか注目が集まります。