ベネッセ、ヒトメディアに出資
2009-12-15 13:54:43

ベネッセHD、アルクグループのヒトメディアに出資、教育事業拡大へ連携強化

ベネッセHD、アルクグループのヒトメディアに出資し教育事業を拡大



ベネッセホールディングス株式会社が、アルクグループの株式会社ヒトメディアに出資したことが発表されました。今回の資本業務提携により、両社の教育事業における連携がさらに強化される見通しです。

ベネッセとヒトメディア、シナジー効果に期待



ベネッセホールディングスは、通信教育「進研ゼミ」などで知られる老舗教育企業です。一方、ヒトメディアは、海外大学進学支援やオンライン教育サービスなどを展開する企業として成長を遂げています。両社は過去にも、ベネッセの海外大学進学塾「ルートH」において協業実績があり、今回の出資はその関係をより強固なものとする狙いがあります。

ヒトメディア代表の森田正康氏は、ベネッセの「ルートH」のエグゼクティブディレクターも務めており、両社の事業の方向性は非常に近いものがあります。今回の資本提携によって、安定した協力体制を構築し、更なる事業拡大を目指すとしています。

出資内容と今後の展望



今回の出資は、第三者割当増資という形で実施されました。ベネッセホールディングスは2,990万円を出資し、ヒトメディアの株式の約10%を取得しました。

今後の展開としては、国内外の学生や教育機関に向けたサービスやメディアの拡充に注力していく方針です。具体的には、オンライン教育プラットフォームの強化や、海外大学進学に関する情報提供の拡充などが考えられます。また、両社の強みを活かした新たな教育サービスの開発も期待されます。

教育業界における競争激化への対応



近年、教育業界ではオンライン学習の普及やグローバル化など、大きな変化が起きています。ベネッセとヒトメディアの連携強化は、こうした変化への対応策として有効であると考えられます。両社の持つノウハウやリソースを統合することで、競争激化が進む教育市場において、より強い競争力を構築できる可能性があるでしょう。

まとめ



ベネッセホールディングスによるヒトメディアへの出資は、教育業界における大きな動きと言えます。両社の協業は、今後、教育サービスの進化に大きな影響を与える可能性を秘めています。今後、具体的なサービス展開やその効果に注目が集まることでしょう。

株式会社ヒトメディア概要

所在地: 東京都港区芝大門2-1-1 第2境野ビル8階
代表者: 代表取締役社長 森田正康氏
設立: 2008年12月
資本金: 3990万円
事業内容: コンサルティング&プロデュース事業、ITシステム開発事業、広告事業など

株式会社ベネッセホールディングス概要

所在地: 岡山県岡山市北区南方3-7-17
代表者: 代表取締役社長 福島 保氏
設立: 1947年11月
資本金: 13,600百万円
事業内容: 通信教育、模擬試験、モバイル学習、語学事業、シニア事業など

会社情報

会社名
株式会社ヒトメディア
住所
東京都港区元麻布3-1-35VORT元麻布 4階
電話番号
03-3401-7001

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。