第14回モビリティデザインコンテストの開催
公益社団法人自動車技術会が主催する「第14回モビリティデザインコンテスト」の募集が始まりました。このコンテストは、中学生及び高校生を対象としており、若い世代の創造力とデザインの可能性を引き出すことを目的としています。
コンテストの背景と目的
2011年の開始以来、毎年開催されているこのコンテストは、参加者が「ものづくり」の楽しさや深さを実感しながら、将来的に自動車業界や関連分野で活躍するための人材を育成することを目指しています。
募集テーマと応募資格
今回は「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」というテーマが設定され、変化するライフスタイルに応じた新しい移動手段のデザインアイデアが求められています。応募資格は全国の中学校・高校・高等専門学校に在籍する1~3年生及び海外在住の日本国籍を持つ生徒です。
募集概要
- - 応募期間: 2025年11月3日(月)から2026年1月15日(木)まで
- - 応募方法: 公式ウェブサイトからエントリーし、作品を郵送
- - 部門:
- A部門:中学生
- B部門:高校生、高専1~3年生
審査と賞典
応募作品は、自動車や二輪車のデザインに携わる現役の専門家によって審査されます。また、すべての入賞者に対してはプロのモビリティデザイナーから直接指導を受けられる貴重なスケッチ講習が提供されます。
賞は以下のように設定されており、特に優秀な作品にはモビリティデザイン大賞が授与されます。
- - モビリティデザイン大賞:1名
- - モビリティデザイン賞:各部門1名
- - ダビンチ賞:各部門1名
- - 審査員特別賞:1名
- - 佳作:若干名
さらに、賞品としてはペンタブレットやデザインツールのセットなどが用意されています。
結果発表と過去の受賞作品
コンテストの結果発表は2026年4月上旬を予定しており、昨年度のモビリティデザイン大賞を受賞した星野眞吾さんの作品「SKYSHARK-自然を汚さない乗り物」にも注目が集まっています。
今後も公益社団法人自動車技術会は、このコンテストを通してモビリティデザインの魅力を発信し、新しい才能の育成に努めていく所存です。
詳細や申し込みについては、
公式ページを参照してください。