ランドセルでつながる未来のかたち
国際協力NGOのジョイセフが日本のランドセルをアフガニスタンの子どもたちに贈る「思い出のランドセルギフト」事業の一環として、2025年6月7日(土)にイベントを開催します。これまでの活動によって、アフガニスタンの貧しい家庭の子どもたちに、教育の機会を提供するために約30万個のランドセルが届けられています。
イベントの背景
アフガニスタンでは、女性の教育が大きく制限されています。2021年8月からタリバン政権が続く中、女性による高等教育の受講は禁止され、女子が学べる場は小学校のみとなっています。特に、2024年12月からは女性医療関係者の学びの機会すら奪われる危機に直面しています。これにより、女性の命と健康が脅かされている現状に対して、ジョイセフは国際的な支援の必要性を訴え続けています。
検品イベントの詳細
2025年6月7日に、全国から集められた5000個のランドセルの検品会が行われます。参加者は、ランドセルを寄贈した中学生以上の方、支援企業や団体の方、マンスリーサポーターなどで、ボランティアとして参加ができます。このイベントは、教育支援だけでなく、参加者がアフガニスタンの現状を理解し、アクションを起こすきっかけにもなります。特に、トークショーも行われ、アフガニスタンから日本に避難してきた高校生Laili Hashimiさんと、ジョイセフのインターン経験者の大学生たちが、社会を変えるために何ができるのかについて語り合います。また、写真家内堀タケシ氏がリアルなアフガニスタンの姿も詳しく紹介します。
思い出のランドセルギフト
この事業は、役目を終えたランドセルを日本国内からアフガニスタンの小学校に届ける活動で、特に教育の機会が限られている女の子たちの就学を支援しています。過去に多くの家庭が、ランドセルを手にすることで、子どもたちを学校に行かせる動機付けにもつながっています。活動自体は、SDGsの教育やジェンダー平等の目標にも貢献しており、多くのメディアでも取り上げられてきました。
ジョイセフの活動とビジョン
ジョイセフは、全ての人が自分の意思で生き方を選べる社会を目指し、女性の健康や教育、権利を守るための活動を行っています。アフリカやアジアでの国際支援を通じ、女性の命を救うための取り組みを半世紀にわたり続けています。
このイベントは、多くの人とつながり、共にアフガニスタンの子どもたちに希望を届ける機会です。ぜひ参加してみませんか?
開催概要は以下の通りです。
- - 日時: 2025年6月7日(土) 12:45〜16:30(雨天決行)
- - 場所: 鴻池運輸株式会社大井物流営業所1階
- - 参加費: 無料(交通費は各自負担)
- - 参加対象: ランドセル寄贈者、支援法人、ジョイセフフレンズなど
アフガニスタンの問題や魅力に触れ、未来を共に作り上げる一歩にしましょう。