本書『世界の右翼 - 欧州保守政党でわかる国際情勢 -』の紹介
株式会社ワニブックスより、著者内藤陽介の新刊『世界の右翼 - 欧州保守政党でわかる国際情勢 -』が、2026年5月27日に発売されます。本書は、欧州各国の右翼政党の動向を深く掘り下げ、その背後にある国際情勢を解読します。
右翼政党の興隆と影響
近年、欧州では保守政党や右翼政党が躍進しています。この現象はただのトレンドにとどまらず、地域や世界の政治に大きな影響を与えています。本書では、ドイツの「AFD」、フランスの「国民連合」、イタリアの「イタリアの同胞」、ハンガリーの「フィデス」など、国ごとの具体的な動向とその要因を解説します。中でも、どのようにこれらの政党が支持を集めているのか、その背景には現代社会の複雑な問題が潜んでいます。
ドイツの選択肢「AFD」
AFDは、どういった公約を掲げて躍進しているのでしょうか。彼らの支持基盤には、意識高い系リベラルに対する反発が存在します。選挙戦では、移民問題や社会的な不安が多く取り上げられ、その結果、支持を得ることができています。
フランスの「国民連合」
フランスの「国民連合」は、極右からの脱却を目指す動きを見せていますが、それでも大統領選での躍進を果たしました。その背後には、2代目が進める「脱悪魔化」戦略があります。この戦略がどのように支持を得る助けとなっているのかを掘り下げます。
イタリアの「イタリアの同胞」
イタリアの政権与党である「イタリアの同胞」は、ネオ・ファシズムの旗を掲げながらも、なぜ第一党に成長したのでしょうか。その成功の要因と他国への影響を考察します。
ハンガリーのフィデス
ハンガリーの保守政権「フィデス」は、「移民は毒」と表現するなど、極端な政策を打ち出すことで知られています。その独裁的な政治スタイルにも関わらず、多くの国民に支持される理由はどこにあるのか。また、新たなカリスマ的リーダーの登場によって、今後の政治情勢にどのような変化が生じるのかも重要な観点です。
オランダとポーランドのケース
オランダの自由党(PVV)は、一人のリーダーが率いる極右政党ですが、選挙制度が極右政党にとって有利に働く特徴があります。ポーランドの法と正義(PiS)政党は、メディア政策の国際的な批判を受けつつも、ウクライナ難民を受け入れる動きを見せています。
イスラエルの右派と国際情勢
最後に、イスラエルではネタニヤフ首相が穏健派と見なされていますが、右派や極右政党の政策が中東情勢に与える影響を詳しく説明します。特に、周辺地域の紛争や核問題にどのように関与しているかを分析します。
読者へのメッセージ
本書は、国際情勢を理解するための新たな視点を提供します。特定の思想を支持するか否かに関わらず、理解することが大切です。彼らの思想的背景や働きかけを知ることで、国内外の政治がどのように展開しているのかを正確に捉える助けとなることでしょう。政治の現状を読み解く手助けとして、多くの方に手に取っていただきたい一冊です。
書籍情報
- - タイトル: 世界の右翼 - 欧州保守政党でわかる国際情勢
- - 著者: 内藤陽介
- - 発売日: 2026年5月27日
- - 価格: 1,870円(税込)
- - ISBN: 978-4-8470-7662-6
著者について
内藤陽介は郵便学者として知られ、国家や地域のあり方を切手などの郵便資料から研究しています。オンラインでの活動なども通じ、現代の複雑な国際情勢を多面的に捉えようとしている著者です。