新たなアート体験
2024-08-06 13:16:57

落合陽一の個展が新たなアート体験を提供!鮨と鰻が共存する空間

落合陽一個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」



2024年9月7日から10月27日まで、東京建物京橋ビルのBAG-Brillia Art Galleryにて、メディアアーティストの落合陽一氏による個展が開催されます。この展示作品は、江戸時代の文化と現代のデジタルアートが交融した新しいインスタレーションです。タイトルにある「昼夜の相代も神仏」は、落合氏が長年追求してきた哲学である「デジタルネイチャー」を背景に、時間と空間の循環的な性質を探求するものです。

展示概要



本展は東京の中心的な地域であるYNK(八重洲、日本橋、京橋)に舞台を持ち、古くからの商人と職人たちの集結地として栄えたこのエリアの文化と歴史が、落合氏の作品に大きな影響を与えています。ギャラリー内では、鮨屋や鰻屋といった伝統的な日本食文化を題材にした空間が展開され、訪れる人々は昼夜のサイクルを感じながら、アートと食の新たな関係を体験できます。

主な作品には、江戸文化を現代的に解釈した彫刻「鰻ドラゴン」と、「一仏五鮎八鰻三角縁仏獣鏡」という御神体の彫刻があり、どちらも落合氏がYNKエリアの歴史調査を重ねて作り上げたものです。特に「鰻ドラゴン」は、龍神の化身としての鰻と、デジタルな表現の融合を象徴しています。

アートと食文化の交錯



本展は単に視覚的なアート作品だけではなく、江戸時代の宗教的空間を交えた体験を提供します。落合氏は、YNKエリアの老舗や有識者へのインタビューを通じて得た知識を基に、伝統と現代をつなぐ作品を生み出しました。この試みにより、訪問者は江戸の豊かな文化と現代社会の複雑さが交差する瞬間を体感し、新たな視点を授けられることでしょう。

落合陽一氏について



落合陽一氏は1987年生まれのメディアアーティストで、筑波大学の准教授としても知られています。彼の作品は、境界領域における物質化やデジタルな変換をテーマにしており、近年では様々な国際的な展示にも参加しています。2025年の大阪・関西万博ではテーマ事業プロデューサーも務めるなど、多岐にわたる活動を行っています。

展覧会情報



  • - 会期: 2024年9月7日(土)~ 10月27日(日)
  • - 会場: BAG-Brillia Art Gallery
  • - 開館時間: 11:00 - 19:00(毎月曜日定休、月曜が祝日の場合は開館)
  • - 入場料: 無料

この個展では、落合氏が築き上げてきた芸術的哲学と、江戸文化に根ざした現代的なクリエイティビティが巧みに融合し、観客に新しいアートの体験を提供します。さらなる詳細は公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
東京建物株式会社
住所
東京都中央区八重洲1-4-16東京建物八重洲ビル
電話番号

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