建設業向け原価管理システムの連携で業務の効率化を実現
建設ドットウェブ、リコージャパン、システムズナカシマの三社は、7月31日より建設業向け原価管理システム「どっと原価3」と営業支援システム「NICE営業物語 for RICOH」のデータ連携を発表しました。この取り組みは、建設業界の業務効率化とデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進を目的としています。
業務効率化の必要性
建設業界では、営業や工事、原価管理等の業務が分断されることが多く、全体最適な観点から多くの課題が指摘されています。営業情報と工事情報が相互にリンクしていないため、案件の進捗や工事の状況をリアルタイムで把握することが困難です。また、原価情報の集計には多くの時間がかかり、十分な収益管理が実施できないという現状があります。このような背景を受けて、三社はそれぞれの強みを活かした統合ソリューションの開発に至りました。
連携の主な特徴
1. 営業から工事・原価までの情報連携
「NICE営業物語 for RICOH」の顧客情報と案件データを「どっと原価3」と接続することで、営業活動で管理される案件情報と工事情報をシームレスにつなげます。これにより、原価情報も一元管理され、案件ごとの進捗や収益が可視化されるようになります。
2. リアルタイムな情報共有
部門を横断してリアルタイムな情報共有が実現されます。これにより、案件進捗や工事状況、収益状況をタイムリーに把握でき、業務効率化と経営判断の迅速化が可能になります。
3. 収益管理の高度化
営業案件と工事情報の連携により、収益状況を可視化し、より良い利益管理を可能にします。
4. 建設業に特化した業務支援
建設業の特有の要素である工程管理や作業員スケジュール、日報、原価管理などの煩雑な情報が統合管理され、業務の効率化が図られます。
各社の役割
- - 建設ドットウェブ: 原価管理機能を提供し、導入を支援します。
- - リコージャパン: 「RICOH kintone plus」や「NICE営業物語 for RICOH」の企画、販売、導入を担当します。
- - システムズナカシマ: 「NICE営業物語 for RICOH」の開発を行います。
今後の展望
三社は今後も連携を強化し、建設業界におけるDX推進と業務の高度化を支援していく方針です。また、データ活用により新たな価値を提供し、建設業の生産性向上に貢献していくことを目指します。
建設業界は、現在も多くの課題を抱えていますが、こうしたシステムの導入によって、業務の効率化や情報の一元管理が実現され、よりスムーズな運用が期待されています。今後のデジタル化に向けた取り組みが、どのように進展していくか見逃せません。