夏休みの自由研究を充実させる「セミの鳴き声を聞いてみよう」
新宿区のパルシステム連合会が、2025年7月21日に新たに公開したWEBサイト「セミの鳴き声を聞いてみよう」は、子供たちの夏休みの自由研究にピッタリの内容です。このサイトでは、身近なセミの鳴き声を聞くことで生き物の多様性を学ぶことができます。
鳴き声を通じて気づく生態系の豊かさ
このサイトには、ミンミンゼミやアブラゼミなど、合計6種類のセミの鳴き声のサンプルが掲載されています。ユーザーは両耳を澄ませてこれらの鳴き声を聞きながら、種類による違いを観察できます。さらに、鳴き声に合わせたセミの写真も掲載されており、視覚でも楽しめるよう工夫されています。要するに、耳と目を使って、リアルにセミの世界を探ることができます。
自由研究に最適なワークシート
特筆すべきは、サイト内に用意されたオリジナルのワークシートです。これを使うことで、鳴き声が聞こえた時間や場所、そして観察したセミの種類を記録することができます。このシートは、そのまま学校の自由研究として提出できるため、非常に便利です。調査結果は、環境省が運営する「生物情報収集・提供システムいきものログ」への投稿を呼びかけており、環境保全にも貢献できます。
調査結果の収集とまとめ
また、このサイトでは8月31日まで、調査に参加した感想を募集しています。投稿フォームまたはメールで意見を受付けており、集まった結果はサイトにまとめて掲載される予定です。子供たちの生の声を通じて、より多くの人にセミや生物多様性についての関心を持ってもらおうという試みがなされています。
環境保全への取り組み
パルシステムグループは、環境保全に向けた多くの活動を展開中です。2023年には「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」を目指す環境・エネルギー政策を策定し、2025年度には「Thanks Earth!」というキャッチフレーズのもと、清掃活動や食品ロス削減の呼びかけを行っています。また、4月には「パルシステムネイチャーポジティブ宣言」を発表し、生物多様性の保全や回復に向けた取り組みを進めています。
自然と共生する社会の実現に向けて
今後もパルシステムは、生物多様性の理解を深めるための活動を続け、自然と共生する社会の実現を目指しています。子供たちがセミの鳴き声を通して自然に触れ、多くの学びを得られる良い機会です。ぜひ、夏休みの自由研究としてこのサイトを活用してみてください。
セミの鳴き声を聞いてみよう!! 公式サイトはこちら