日清食品とパラマウントベッドが共同でウェルビーイング向上プロジェクトを開始

日清食品とパラマウントベッドのウェルビーイングプロジェクト



2023年3月14日、世界睡眠デーに合わせて、日清食品株式会社とパラマウントベッド株式会社が画期的な「食」と「睡眠」に基づくウェルビーイング向上プロジェクトを発表しました。これは、両社の目指す「食」と「睡眠」の相乗効果がどのように人々の幸福感に寄与するかを探る、日本における初めての試みです。

「食」と「睡眠」の関係性


近年の研究から、「食」とウェルビーイング、さらに「睡眠」とウェルビーイングの間には強い相関関係が存在することが明らかとなっています。日清食品が公表した「Recipes for Wellbeing Report」では、食事が幸福感に与える影響が世界で初めて示されています。また、パラマウントベッド睡眠研究所でも、睡眠が幸福感に与える重要性を科学的に扱った研究とその展開への取り組みが進められています。

国連の幸福度調査によると、日本は常に低い順位であることから、両社は「食」と「睡眠」の相乗効果を利用して人々のウェルビーイングを向上させる必要があると考え、このプロジェクトへと至りました。

プロジェクトの詳細


このプロジェクトは第一弾と第二弾に分かれて進められます。第一弾では、3万人の一般消費者を対象に、彼らの「幸福の価値観」及び「食と睡眠に関する行動」をオンラインで調査します。その結果から、ウェルビーイングを高めるための日常生活に取り入れやすい「食」と「睡眠」のゴールデンアクションを洗い出し、教育的なコンテンツへと結び付けていきます。

第二弾においては、この調査をもとに開発したオンラインチェックツールを公開し、誰でも手軽に実践できるアクションを推奨します。

企業のコメント


日清食品の代表取締役社長、安藤徳隆氏は、「当社は食を通じて人々を健康にし、幸せな生活を提案していますが、『食』と『睡眠』の関係性が明らかになることで、人々のウェルビーイングが劇的に向上することを期待しています」と話しています。

また、パラマウントベッドの社長、木村友彦氏は、「『睡眠』がウェルビーイングに与える影響に注目が集まり、私たちのブランドメッセージである『WELL-BEING for all beings』を実現するために、このプロジェクトが重要な一歩となるでしょう」と述べています。

今後の展望と期待


この取り組みは、企業同士の連携のみならず、ウェルビーイングへ貢献するための新たな視点を提供します。日清食品とパラマウントベッドは今後、関連機関や研究機関と共にさらなる調査を進め、結果を社会に広く発信することを計画しています。政策立案者や企業、一般消費者に対しても具体的なアクションを提案し、より良い社会の実現を目的とした取り組みを展開していく所存です

このプロジェクトは、ただの共同研究ではなく、ウェルビーイングという大きなテーマの下、食事と睡眠がいかに人々の幸福に寄与できるかという新たな可能性を探る重要なステップなのです。

会社情報

会社名
日清食品株式会社
住所
東京都新宿区新宿6-28-1
電話番号
03-3205-5111

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