日藝と生活クラブの連携
2024-07-26 13:58:38

日藝と生活クラブが進める「食料自給」教育プロジェクトの魅力

日藝と生活クラブが進める「食料自給」教育プロジェクトの魅力



2024年度も継続される日本大学芸術学部(以下、日藝)と生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(以下、生活クラブ)との産学連携プロジェクト。この取り組みは、若い世代を中心に『食料自給』の重要性を学び、広めることを目的としています。

プロジェクトは、2023年度の成功をもとに新たなテーマとフィールドで展開されています。具体的には、学生たちは食に関する世界的な情勢や持続可能な農業の推進について学び、実際の生産現場を訪れることで、より深い理解を得ることが期待されています。実際に、プロジェクトのオリエンテーションが2023年7月19日に行われ、学生たちが新年度の学びへの意欲を示しました。

今年のプロジェクトの焦点は、食料自給の促進です。学生たちは8月下旬に長野県の生活クラブ生産者を訪問し、国内の自給率向上に向けた実際の課題に触れます。取材やインタビューを通じて得た知見をもとに、学生たちは情報発信物を作成し、さまざまな世代へ向けてその重要性を伝える役割を果たします。成果物は、冊子や映像として発表され、社会に対するメッセージとともに流通させる予定です。

すでに2023年度のプロジェクトでは、日藝の学生たちが生活クラブの資源や活動について学び、そこでの経験を作品として表現しました。この時のプロジェクトのキャッチフレーズ『水は借り物』は、学生たちが取材を通じて得た大切なメッセージを象徴しています。学生たちはこのプロジェクトを通じて学び得たことを、映像コンテンツや広報物にし、地域の活動に参加することが期待されています。

生活クラブは43万人以上の組合員を持ち、持続可能な生活スタイルを実践しています。その活動は地域に密着しており、他の団体とも連携することで、地域の福祉や支援活動にも力を入れています。地域に必要な事業を生み出し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが、生活クラブの活動の核となっています。現在は、全国33の地域生協を通じて、その取り組みが広がっています。

学生たちが学んでいる内容は、ただビジネスのテクニックを学ぶだけでなく、食に関する問題意識を持ち、持続可能な未来に貢献する大切な役割を果たすことです。彼らはフィールドワークを通じて直接生産者と触れ合い、リアルな情勢を知ることで、さらに理解を深められることでしょう。これは、若い世代にとって非常に意義深い経験となります。

2024年度の日藝と生活クラブの産学連携プロジェクトは、ただの学業の一環ではなく、未来の日本に貢献する人材の育成にもつながっています。この取り組みを通じて、食料自給や環境保全に対する我々の意識が高まり、さらに多くの人々が関心を持つきっかけになることを期待しています。今後の学生たちの活躍に目が離せません。


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会社情報

会社名
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル 5階(代表・総務部)
電話番号
03-5285-1771

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