TOASUが目指す未来: 創業30周年を迎えた人材課題解決の新たな挑戦

株式会社TOASUの30年の歩み

2025年3月28日、株式会社TOASUは創業30周年を迎え、この節目を機にその時代背景や事業内容を振り返ってみたいと思います。

創業の背景と会社の成り立ち

TOASUの前身は1995年に設立された株式会社ジェイテックスマネジメントセンターで、これが教育及び人材育成事業に特化した企業としての土台となりました。設立当初は、日本における新卒大規模採用や男女雇用機会均等法の制定が影響し、多くの社会人の教育が求められていました。そのため、対面型の一社研修を中心に事業を展開し、企業の成長に寄与してきました。

人材育成の変革と新たな挑戦

TOASUの主力サービスの一つとして、2000年から開始された三社合同研修があります。これは、複数の企業が共同で社員の教育を行う新しい形の研修で、20年以上続く実績があります。この研修では、参加者のアイデア力や問題解決能力を高めることに焦点をあて、200社以上の企業及び10,000名を超えるビジネスパーソンが受講しました。

しかし、2020年には新型コロナウイルスという未曾有のパンデミックが襲い、企業の集合研修が停止する中でTOASUは迅速に対応しました。オンライン研修を導入し、受講者が場所に縛られることなく学べる環境を整えました。これにより、デジタル化が進み、対面の集合研修からオンライン、ハイブリッド、そしてeラーニングへと研修の形態が多様化しました。

今後の展望

2025年に向けてTOASUは、さらなる成長を目指し、研修サービスだけでなく組織開発、コンサルティング、外国人就労支援、コンテンツ受託、LMS事業等の7つの事業を柱に据えて人材課題の解決に挑む方針です。これらの新たな取り組みにより、柔軟で多様なニーズに応えることが期待されています。

社長の思い

TOASUの代表取締役社長、宮田晃氏は創業30周年を振り返り、「お客様と共に、新たな人材像を追い求める努力を続けたい」と述べています。また、社会環境の変化に合わせて常に変革を続ける姿勢を大切にし、「人材課題を解決する企業」としての存在感を高めていく意気込みを示しています。

株式会社TOASUは、これからも時代の変化に適応し、人材育成の最前線をリードしていくことが重要な使命であると認識しています。今後の挑戦と成果に期待がかかります。