ウイスキー検定に新しい段階が追加されました
ウイスキーをもっと深く理解し楽しむための「ウイスキー検定」に、新たに「ウイスキーメイキング(WM)級」が追加されることが発表されました。このWM級はウイスキーの製造プロセスや技術に特化した特別な級で、受験者はウイスキー特有の原材料や製造方法、地域によるウイスキーの特色についての知識が問われる試験となっています。
新設されるウイスキーメイキング級とは
新たに設けられるWM級では、ウイスキーの原料となる穀物や水はもちろん、製造過程や関連設備に関する問題が出題されます。また、地域ごとに異なるウイスキーの定義や特徴についても知識が必要です。これはウイスキー愛好家だけでなく、業界関係者にも非常に重要な知識を提供する試験です。
試験対策には、「増補新版 ウイスキー検定公式テキスト」や「ジャパニーズウイスキーイヤーブック2024」、さらには日本唯一のウイスキー専門誌である「ウイスキーガロア」などの資料が推奨されています。これにより、しっかりとした知識を持った上で受験に臨むことができるでしょう。
第20回ウイスキー検定の概要
「第20回ウイスキー検定」は2025年2月に実施されます。試験は3級、2級、ウイスキーメイキング級が在宅試験で行われ、1級のみが指定会場で実施されます。遠方に住んでいる方や忙しい方でも在宅で受験可能なので、前回の参加者数31,000人を超える人気を持続できるでしょう。
試験日及び受験詳細
- 試験日: 2025年2月23日(日・祝)
- 会場: 東京・大阪
- 受験料: 6,600円
- 試験期間: 2025年2月14日(金)~2月25日(火)
- 受験料: 3級 4,400円 / 2級 5,500円 / WM級 5,500円
※2つ以上申し込むと受験料が10%オフ!
申込みは2024年11月5日(火)から開始します。受験には20歳以上の方が対象で、1級を目指す場合は2級またはウイスキーコニサー資格の保持が必須となります。
ウイスキー検定の意義
ウイスキー検定は、ウイスキーに関する知識を深めることを目指した検定で、2014年から毎年開催されています。スコッチやその他地域のウイスキーの歴史、製法などを学ぶことができ、ただの趣味ではなく、職業両方に役立つ知識を提供しています。
初めてウイスキーに触れる人でも挑戦しやすいマークシート形式で行われるため、多くの人々が気軽に挑戦できる点が特徴です。このように、文化を深めるための良い機会として、多くに利用されています。
ウイスキー文化研究所の役割
ウイスキー文化研究所は、ウイスキーを楽しむための研究や普及活動を行っている団体で、土屋守氏が代表を務めています。同研究所は、ウイスキー専門誌『Whisky Galore』の発行やウイスキーフェスティバルの企画・運営に加え、資格認定制度である「ウイスキーコニサー資格認定試験」を主催しています。そして、世界中のウイスキーを審査する「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」も行っており、ウイスキー文化の発展に寄与しています。
今後もウイスキー文化が広がり、より多くの人がウイスキーを楽しむことができると良いですね。
詳しくは公式サイトをチェックしてください:
ウイスキー検定公式サイト