UAEパビリオンが大阪・関西万博2025に登場！五感で楽しむ未来を体感

UAEパビリオンが大阪・関西万博2025に登場！

2025年に行われる大阪・関西万博で、アラブ首長国連邦（UAE）のパビリオンが開幕しました。テーマは「大地から天空へ」。このパビリオンでは、来場者がUAEの豊かな文化や伝統、最先端のイノベーションを五感で体験できる、没入型の展示が用意されています。

開館式の華やかさ

UAEパビリオンの開館式には、スルタン・アル・ジャーベル産業・先端技術大臣をはじめ、ヌーラ・アル・カァビー国務大臣、シハブ・アルファヒム特命全権大使など、UAEの高官や日本、日本を含む世界各国からの来賓が集合しました。

伝統と最新技術の融合

パビリオンは、UAEの象徴的なナツメヤシの木からインスピレーションを受け、伝統的なエミラティ建築様式を再解釈したデザインです。ナツメヤシの農業廃棄物と日本の木工技術を融合させ、高さ16メートルのラキス柱が立ち並ぶ大空間を形成。ここは自然光が差し込み、来場者を穏やかに迎える“現代のオアシス”として位置づけられています。

このクリエイティブな建築は、UAEと日本のクリエイター間のコラボレーションによって実現しました。この学際的なデザイン集団は、国境を超えた創造的な協力の証です。

没入型の体験プログラム

館内では、宇宙探査、医療の革新、持続可能性に取り組むUAEの姿を体感できるマルチメディア演出やアートインスタレーションが展示されています。これにより、来場者はUAEが直面している様々な課題やその解決策を理解することができます。

スルタン・アル・ジャーベル大臣は、「大阪において、UAEが掲げる志が具体的な成果に結びついていることを紹介できるのは光栄です」と述べ、エネルギーのアクセス改善やクリーンテクノロジーへの投資、そして持続可能な未来に向けた共同の努力を強調しました。

UAEと日本の友好関係

UAEと日本の関係は、50年以上にわたる戦略的パートナーシップに基づいています。1970年の大阪万博での参加は、両国関係の重要な節目であり、今回のパビリオンはその対話を引き継ぎ、新しい交流を促進することを目的にしています。

パビリオンを彩るのは、UAEを代表するエミラティ・ユースアンバサダーたち。彼らは多言語を通じて来場者を案内し、UAEの文化やイノベーションについての理解を深める手助けをします。この情熱あふれるチームは、UAEの「開放的な姿勢」や「協働の精神」を体現し、訪れる人々の心に響く体験を提供します。

様々なプログラムの開始

今後6か月間、UAEパビリオンでは、サステナビリティ、モビリティ、ユース、イノベーションをテーマにした多彩なプログラムがあります。フォーラムやワークショップ、文化イベントなどが日々繰り広げられ、また、エミラティ料理を楽しめるレストランや、UAEのクリエイターによるショップも登場します。これらの活動は、来場者がUAEの文化やイノベーションを深く知る機会を提供します。

UAEパビリオンは「エンパワーリングゾーン」に位置し、2025年10月13日までの期間中、毎日午前9時から午後9時まで開放されています。訪れる人々は、伝統と革新が織り成す空間で、UAEの物語に触れる特別な体験が待っています。

詳しい情報や最新のニュースは、公式ウェブサイトやSNSでご確認できます。私たちと共に、「大地から天空へ」と進む協調の旅を始めましょう。