第74回語劇祭『Fly high to the revolution!』
神戸市外国語大学で毎年恒例の語劇祭が、今年も盛大に開催されます。その名も『Fly high to the revolution!』。これは英米、ロシア、中国、イスパニア、第2部英米の5つの語劇団が、それぞれ専門とする言語で約2時間の劇を披露する伝統的なイベントです。この語劇祭は、70年以上の歴史を持ち、学生たちが企画から出演、演出に至るまでを手掛ける学びの場でもあります。
今年度の開催は、2024年12月7日と8日の2日間。昨年の成功を受けて、今年はさらなる盛り上がりを見せることが期待されています。特に昨年度は、新型コロナウイルスの影響で制限があったものの、4年ぶりに制約のない形で実施され、観客の心を掴む感動的な公演が繰り広げられました。
概要
今年は、英米語劇団と第2部英米語劇団が合同で公演を行い、ロシア、中国、イスパニア語劇団と共に4作品が上演されます。言語を使った演劇は、ただの観賞ではなく、外国語を実践する貴重な機会であり、文化や背景を探る場でもあります。
公演スケジュール
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英米語劇団
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演目: 『The Last Will(遺言)』
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上演時間: 12時30分から約120分
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ロシア語劇団
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演目: 『Бригадир(旅団長)』
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上演時間: 15時30分から約120分
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中国語劇団
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演目: 『绝对信号(非常信号)』
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上演時間: 11時30分から約90分
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イスパニア語劇団
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演目: 『Santa Perpetua(聖女ペルペトゥア)』
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上演時間: 14時30分から約90分
会場は新開地アートひろば(兵庫区新開地5丁目3番14号)で、旧神戸アートビレッジセンター(KAVC)としても知られる場所です。このように多様な文化が交差し、言葉の壁を越えたコミュニケーションが生まれる場として、語劇祭は特別な意味を持っています。
新たな挑戦
企画や脚本、演出、さらには照明や音響に至るまで、全てが学生の手によるものです。このプロセスを通じて、学生たちは責任感やチームワーク、そして創造性を培っています。また、外国語演劇に触れることによって、観客も同様に刺激を受け、異文化理解が促進されます。
さらに、今年のテーマ『Fly high to the revolution!』は、新たな挑戦や発見を象徴しており、コロナ禍を経て一層パワーアップした語劇祭の持つ熱意を感じることができます。
この機会にぜひ、神戸市外国語大学の語劇祭に足を運び、若き才能たちによる魅惑の演劇を楽しんでみてはいかがでしょうか。言葉の壁を越えた新しい経験が待っています。