一般社団法人こどもDX推進協会は、デジタル技術を駆使して子育てを支援するための環境を整備することを目的とした活動を展開しています。この度、TOPPANエッジ株式会社執行役員の石田英二氏と株式会社チェンジホールディングス執行役員の田中芙優氏が新たに理事に就任しました。
理事体制強化の狙い
こどもDX推進協会は、子育ての充実に向けて、政府や自治体、業界団体、民間企業と協力して体制の強化を図っています。今年の8月には全国の自治体向けに初のオンライン勉強会を実施し、ループを拡大する新たなプラットフォームとしての役割を果たしてきました。今回の新理事の就任は、これまでの活動をさらに前進させるためのものであり、行政分野でのこどもDX促進をより一層推進するための一助となることでしょう。
石田英二氏の略歴
TOPPANエッジ株式会社の執行役員である石田氏は、凸版印刷株式会社に入社後、金融機関向けの印刷物の企画・制作を担当していました。その後は、タブレットを使用した各種DXサービスの開発に携わり、現在は自治体業務のアウトソーシングビジネスを推進しています。
彼は、自治体業務における体制強化が急務であることを認識し、職員の業務負担を軽減し、制度の利活用を進めるため、協会としての提言や解決策を模索することを目指しています。
田中芙優氏の略歴
田中氏は、2013年に株式会社チェンジに入社し、インドでの新規事業やIT、AI関連サービスの創出に貢献。2022年には自治体DXの新会社の設立を行い、2024年には執行役員に就任しています。また、彼女は二児の母であり、子育て環境の改善に強い関心を持ちながら活動を行っています。子育てに影響を与える行政サービスについて、多くの意見を取り入れ、より良い方向に向かわせることを目指しています。
こどもDX推進協会とは
こどもDX推進協会は、2023年に設立された組織で、主にこどもに関するDXのシステム標準化や政策提言などを行っています。「こどもまんなか社会」の実現を図るために、行政や公的機関、事業者が連携しやすいプラットフォームを構築することを目指しています。現時点で126団体が所属し、その活動は積極的です。
入会募集のご案内
こどもDX推進協会では、各種会員の募集を行っています。企業や個人がこの協会の主旨に賛同し、子どもたちの未来をより良くするために貢献することが期待されています。詳細な入会方法は公式ウェブサイトをご覧ください。
一般社団法人こどもDX推進協会は日本の子育ての未来を支えるために、今後も積極的に活動を続けていく予定です。