モノのレトリック展
2026-09-29 13:39:13

五十嵐威暢アーカイブ企画展「モノのレトリック」が秋に開催!

五十嵐威暢アーカイブ企画展「モノのレトリック」後期の開催



2026年度五十嵐威暢アーカイブ企画展「モノのレトリック」後期が、金沢工業大学のライブラリーセンターで開催されることになりました。展示は令和8年9月21日(月・祝)から令和9年1月17日(日)までの間、入場無料で楽しむことができます。この企画展では、五十嵐威暢の作品や資料を一新し、新たな展示手法を取り入れているのが大きなポイントです。前期展を体験した方も、再度の訪問をお勧めします。

展示内容の紹介



本展では「レトリック」という言葉の持つ意味に焦点をあてています。レトリックとは、言葉を効果的に用いて表現する技法を指し、この技術は視覚芸術やデザインにおいても重要な役割を果たします。五十嵐威暢アーカイブ主任研究者の佐藤信夫によれば、『レトリック感覚』は新たな視点や思考の獲得を可能にする「発見的認識」の技術であると言います。これにより、同じ内容でも表現方法が変わると異なるイメージが生まれ、私たちの認識自体に影響を与えるのです。

例えば、丸みを帯びた白い大理石の彫刻は、その柔らかい印象から雲のような軽やかさを思い起こさせます。このように、モノにはその見た目から引き出される感性が存在し、それがあたかも機能性とは異なる次元で見せる多様な印象を生み出しています。また本展には、美術家の船越晴稀氏が参加しており、彼の独自の視点から展示室に新たな意味のネットワークを構築しています。

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さらに、本展では特別に船越晴稀氏と岡留優氏によるワークショップとパフォーマンス「空間のレトリック」が開催されます。開催日は令和8年10月26日(月)で、時間は17:30から19:00までです。このイベントは、展示室内の全ての物体や人との関係性を掘り下げていく形式となっています。

ワークショップでは、参加者が作品や展示空間を新たな視点で体験できるエクササイズを通じて、身体を使って「見る」という行為をより深く感じることが期待されます。そして、パフォーマンスの中ではトークセッションを通して、視聴者が「見る側」から「見られる側」へと体験をシフトさせ、展示室内に新たな空間を生み出す過程を体感できます。

感性教育の新たな場



金沢工業大学は、デザインやアートを中心とした感性教育を通じて、新しい学びの機会を提供しています。五十嵐威暢アーカイブは、彫刻家でデザイナーの五十嵐威暢氏から寄贈された5000点を超える作品や資料を収蔵し、学生たちが独自の視点から世界を理解し、創造する力を引き出すことを目指しています。このアーカイブは学術的な研究だけでなく、一般にも開かれた場として、広く活用されています。

このように、五十嵐威暢アーカイブでの「モノのレトリック」展は、アートやデザインに興味を持つ全ての人々にとって、有意義な体験を提供するものとなるでしょう。ぜひこの機会に、金沢工業大学ライブラリーセンターを訪れて、新たな発見に触れてください。


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