愛知県小牧市にある「天然温泉こまき楽の湯」では、2025年12月7日に特別なワークショップが開催されました。このイベントは飛行機の日に合わせて、子どもたちが自分たちのアイデアを活かしてオリジナルのキャッチコピーを考えるもので、体験型教育を行っている asobiim合同会社との共同企画です。
こまき楽の湯では、過去に「テイク・オフろ」や「フライ湯(トウ)」など、飛行機と銭湯をテーマにした創作活動を行ってきました。このような取り組みは地域の特性や文化を活かすだけでなく、子どもたちの創造的な発想を育む良い機会としています。
ワークショップでは、小学校4年生から中学生を対象に、飛行機と銭湯を結びつけたキャッチコピーを考える作業が行われました。広告の専門家からのレクチャーとアドバイスを受けながら、子どもたちは自分たちの言葉で自由に発想し、表現する楽しさを体験。最終的には、ワークショップで生まれたキャッチコピーがのぼりとして銭湯内に掲出されることになり、参加者たちの成果を地域全体で楽しむことができる仕組みとなっています。
例としては、「ザブーンっとなるよ!つぼ風呂」や「風呂上がり牛乳がおいしい!!」などがあり、子どもたちの発想が温かな湯気を生み出しています。これらのキャッチコピーは、銭湯という“集まる場所”の重要性を再認識させ、地域の魅力を伝える手助けとなることを目的としています。
今回のワークショップを実施するにあたり、こまき楽の湯は「飛行機のまち小牧」の特徴を活かすとともに、地域の文化を大切にしながら、言葉を通じて人々を繋げる存在であることを目指しています。
「飛ぶのは飛行機だけではない。アイデアも、まちも、ここから。」という合言葉のもと、こまき楽の湯は地域活性化に寄与し続ける意欲を持っています。
なお、こまき楽の湯は2003年に開業し、心地良い温泉とともに地域の温もりを提供しています。また、asobiim合同会社は2024年に設立され、地域の子どもたちに向けた新しい体験を提供しています。両者の共同企画によるこのワークショップは、地域の未来を担う子どもたちの創造性を育むための素晴らしい機会となりました。
今後もこまき楽の湯では、地域の魅力を引き出す企画やイベントを開催していく予定としています。温かみのある銭湯で、多くの人々が集まり、楽しむ場を提供していくことでしょう。