二世帯住宅の日を迎え、新たな家族の形を考える
毎年2月10日は「二世帯住宅の日」として、家族の在り方と暮らしのスタイルを見直す機会とされています。1975年に初めて「二世帯住宅」の商品を市場に投入した当社は、2020年にその45周年を迎えました。当初は、都市部での地価上昇を背景に、若い世代が親と一緒に住むことを選ぶ傾向がありましたが、近年ではその選択肢がより広がっています。
現在、地価は安定を見せ、同居を希望する世帯のニーズが多様化しています。生活を分けたいと考える世帯は近居を、そして老後のサポートや子育てを考慮する世帯は同居を選ぶ傾向が顕著に見られます。当社が行った調査によると、最近当社のヘーベルハウスを建築した顧客の65%が、親子間で近い距離で生活する形を選択しています。
同居・近居のニーズに応じた提案
そこで、当社ではこれから同居を考えているお客様に向けて、以下の4つのパターンに対応する提案を行うリーフレットを配布しています:
1. 既に同居している二世帯住宅の建替え
2. 親の家を建て替えて同居する
3. 土地を購入して同居
4. 将来の同居に向けた準備
これに加えて、2月14日に開催するWEBイベント「THE LONGLIFE DAY」では、実際に二世帯住宅で暮らしている家族の実例とインタビューを公開し、具体的な生活の様子をお伝えします。
地価とライフスタイルの変化
1970年代から1980年代にかけて、都市の拡大により地価が上昇し、若年層は都心から距離を置く傾向がありました。また、バブル期には親の実家を改築して同居を選ぶケースが多く見られました。しかし2000年代に入ると、地価が下落し、若い世代が親の近くで土地を取得しやすくなることで、近居を選ぶ世帯が増えてきました。
2010年代には、土地の価格が落ち着く中で、親世帯の老後や子世帯の子育てに関する交流や協力を意識しつつ、より独立した生活を求める世帯は近居を、逆に協力や交流を重視する世帯は同居を選ぶ傾向が強まりました。特に1970年代から80年代に建てられた二世帯住宅は、今、新たな建て替えの時期を迎えています。
お客様とのつながりを大切に
当社はこれからも、ライフスタイルの変化に応じて多様な住まい方を提案し続けます。私たちは「いのち」「くらし」「人生」のすべてを支えるためのロングライフなサービスを提供し、皆様に愛される企業でありたいと願っています。
イベント情報
- - イベント名称:二世帯住宅キャンペーン
- - 実施期間:2月6日(土)~2月28日(日)
- - 概要:
- リーフレット「親と子の住まいと暮らしのいい関係」をプレゼント
- WEBイベント「THE LONGLIFE DAY」を2月14日に開催
詳細は
こちらの特設サイトをご覧ください。二世帯住宅研究所の過去の研究内容については
こちらをご参照ください。