地域助成プログラム
2023-11-10 11:05:44
地域の多様な主体を支援する新たな助成プログラムを開始
地域課題解決を支援する「ローカルファンド」設立助成プログラム
全国の地方都市において、若者や女性など多様な主体が参画する地域課題解決を促進するため、全国コミュニティ財団協会が「ローカルファンド」設立を目指したスタートアップ助成プログラムを発表しました。この取り組みは、休眠預金の活用を基にしており、地域課題解決を期待します。
プログラムの概要
この助成プログラムは、地域の自主性を尊重し、ローカルファンドが自律的に運営するための成長を支援します。助成された団体が、助成期間内に地域に根ざした活動を通じて持続的な支援基盤を構築し、地域の課題に向けて貢献することを目指しています。
休眠預金の役割
休眠預金とは、長期間取引のない預金を社会課題解決に活用する制度で、2019年度より開始されました。これにより得られる資金を使用して、地域の公益活動に取り組むことが期待されます。
助成内容
選定された団体には、最大で2,500万円の助成が行われ、3年間での支援が可能です。助成終了後も持続的に事業を続けられるよう、若者中心の組織体制の確立や、寄付の募集支援なども行われます。この取り組みを通じて地域の社会的基盤が強化され、その結果、地域の不平等を解消する一助となることが期待されています。
プログラム名
この事業は「コレクティブインパクトを生み出すローカルファンド創生事業」と名付けられています。地域のエクイティの解消やソーシャルセクターの基盤強化を実現することが、このプログラムの狙いです。
対象地域と団体
助成対象となるのは全国の地方都市で、特に青森、山形、岩手、福井、山梨、奈良、徳島、鳥取、山口、宮崎、鹿児島などが重点地域とされています。民間公益活動を行う団体全般が対象で、法人格の有無は問いません。さらに、複数団体による共同事業体での申請も可能です。
申請方法と締切
公募の締切は2024年2月8日までです。この取り組みに参加を希望する方は、公募説明会に参加することで詳しい情報を得られます。オンラインおよび重点地域での現地説明会も設けられています。
公募説明会について
本プログラムに関する公募説明会は、オンラインと重点地域で開催されます。オンラインでは、2023年11月24日と12月8日に説明会が行われ、重点地域では具体的な開催日時が設定されています。
地域ごとの公募説明会では、休眠預金制度の概要や地域の資金循環の事例などが紹介されます。これにより、地域の課題解決に向けた具体的な手法やアイデアが共有される機会となります。
全国コミュニティ財団協会の概要
全国コミュニティ財団協会は、市民が主体的に地域課題解決に取り組むための社会的な支援を行う組織です。全国27のコミュニティ財団が加盟し、相互に研鑽を重ねることで、地域の発展に寄与しています。2014年に設立され、その本部は京都に位置しています。
お問い合わせ
プログラムに関する問い合わせは、一般社団法人 全国コミュニティ財団協会にて受け付けています。興味のある団体の方はぜひ参加を検討してみてください。地域課題解決の参加者を待ち望んでいます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人全国コミュニティ財団協会
- 住所
- 京都府京都市伏見区深草越後屋敷町40-1ソレイユ墨染1F
- 電話番号
-
070-4462-7600