自然災害に備えた美味しさが詰まった「LOVE CAN」
福島県発の防災食プロジェクト「LOVE CAN」が、11月1日に新たな製品を発売しました。このプロジェクトは、一般社団法人 東の食の会と福島県白河市の有限会社肉の秋元本店、岩手県陸前高田市の株式会社タイム缶詰が協力したもので、養豚農家から送られる「ハンバーグ」と「ミネストローネ」の缶詰がその第一弾です。
大切な人を思う心、それが「LOVE CAN」
「LOVE CAN」は、災害時に大切な人を支える想いから生まれました。日常の中で贈り物として、また緊急時にはその美味しさが大切な支えとなるというコンセプトです。このプロジェクトは、東日本大震災を経て生まれたものであり、福島県白河市の豊かな食材を活用した商品ラインナップが魅力です。缶詰で長期保存が可能であるため、いつでも美味しさと安心感を提供できます。
プロジェクトの発起人である肉の秋元本店の4代目、秋元雅幸は、「贈ることで、誰かの非常時に役立てることができる」という想いでこの取り組みを始めました。他にはない「美味しい愛」を届けることで、誰もが心強くなる瞬間を作りたいと語っています。
商品の詳細と特長
「LOVE CAN」の初の商品は、「ハンバーグ」と「ミネストローネ」です。
LOVE CAN ハンバーグ
- - 希望小売価格:800円(税別)
- - 内容量:180g
- - 保存方法:常温
- - 主な原材料:福島県産豚肉、山形県産マッシュルーム、国産野菜を使用したスープ
このハンバーグは、地域の食材にこだわり、特に福島県の豚肉を使用しています。深い味わいのデミグラスソースがかかり、手軽に楽しめる一品です。
LOVE CAN ミネストローネ
- - 希望小売価格:800円(税別)
- - 内容量:180g
- - 保存方法:常温
- - 主な原材料:国産の豚ひき肉、人参、玉葱、ひよこ豆など
ミネストローネは、たっぷりの野菜と豚肉が入った nutritious なスープで、非常時でも心温まる食事を提供します。
メッセージを添えて贈ることが可能
「LOVE CAN」の特徴の一つは、商品のラベルにメッセージを書くことができる点です。家族や友人、大切な人に特別な言葉を添えて贈ることが出来るため、贈ること自体が特別な瞬間になります。大学入学や新生活のスタート、さらには遠方に住む方への贈り物等、シーンに応じたメッセージを思いを込めて書くことができるのです。
社会貢献としての防災食
このプロジェクトは単なる商品提供にとどまらず、社会貢献を目的としています。能登半島地震や奥能登豪雨で被災された方々に、その支援を届ける役割も担っています。購入した商品の一部を通じて、被災者の方々への支援も行うことができます。
また「LOVE CAN」は生産者との連携を大切にし、地域の食材の活性化にも寄与しています。アップサイクルの観点から、通常出荷が難しいトマトを使用したり、地元ブランドの豚を使ったりと、地域を支える取り組みも行っています。
まとめ
「LOVE CAN」は、味わいのある防災食を通じて人と人を繋ぐプロジェクトです。大切な人を思う心を形にするこの取り組みで、愛を贈り、備えを忘れない社会を共に育んでいきましょう。あなたの愛が、誰かの助けになるかもしれません。そして、このプロジェクトを通じて、もっと多くの美味しい防災食の輪が広がることを願っています。