日程調整の負担を軽減する新機能「Lynx」ワークスペース登場

日程調整の手間を軽減する「Lynx」のワークスペース機能

近年の働き方は多様化が進んでおり、複数の企業やフリーランスとの連携が当たり前になっています。そのため、スケジュール調整は一層複雑化し、従来の方法では非効率なものになりつつあります。そんな中、株式会社タイムラボが提供するカレンダーアプリ「Lynx」はその解決策としての新機能「ワークスペース」のβ版を発表しました。これは、プロジェクトにおけるスケジュール調整をより簡単かつスムーズにすることを目指しています。

1. 協働の新たな形

皆さんもご存知の通り、仕事の現場ではさまざまなプロジェクトが同時に進行しています。これらのプロジェクトには異なる企業や団体、フリーランスが参加しており、スケジュール調整が必要になります。しかし、各メンバーが異なるカレンダーを使っていると、一つの会議の日程を決めるだけでも複雑です。通常、Slackなどのメッセージングツールや、各自のGoogleカレンダーを確認し合いながら、情報をやり取りする時間が無駄になってしまいます。

2. Lynxの「ワークスペース機能」の特徴

「ワークスペース機能」では、参加メンバー全員のスケジュールを視覚的に確認することができ、すぐに調整が可能です。これにより、従来の必要な作業が大幅に簡略化されます。例えば、候補日のやり取りや再スケジュールの手間がなくなり、メンバーはあっという間に日程を確定できます。この機能によって、スケジュール調整にかかる時間を大幅に削減できるのです。

また、ユーザーのプライバシーを尊重した設計も大きな特徴です。参加メンバーの予定データは保存されず、空き時間のみが共有されるため、情報漏えいのリスクが考慮されています。これにより、安全に業務を進めることができるようになっています。

3. 先行ユーザーの体験

新機能を先行利用した企業もその効果を実感しています。例えば、株式会社Sales Markerの島桜さんは、「週に30分の予定を決めるために、調整に多くの時間がかかっていましたが、Lynxの導入によりその時間はほぼゼロになりました」と語ります。彼女にとって、今や「予定調整にストレスを感じることなく、本業に集中できる環境」が確保されたことが何よりのメリットだと言います。

一方、TOPPANホールディングスの黒田貴子さんも「相手との調整に多くの時間を費やしていたが、Lynxを使うことでストレスが大幅に軽減された」と語ります。特にプライバシー設計が徹底されており、社外のメンバーとのスケジュール調整がスムーズに行える点が評価されています。