ダヴィ・フォンセカの期待の新アルバム『ヴィゼイラ』がリリース
ブラジル・ミナスジェライス州出身の注目音楽家ダヴィ・フォンセカが、待望の新アルバム『ヴィゼイラ』を2024年9月25日に配信開始し、CDリリースも行います。ダヴィ・フォンセカは、ブラジルのジャズシーンでネクスト・ブレイク候補とも言われ、多くの人々にその名を知られる存在です。
ミナスジェライス州の音楽シーンとダヴィ・フォンセカ
この地域は、ミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタといった音乐の巨匠たちを輩出してきたことで知られています。ダヴィ自身はミナス連邦大学の作曲コースを卒業しており、その後、ベロオリゾンチのインディーシーンで独自の存在感を放っています。彼は地元ミュージシャンとの共演を重ねながら、ブラジルの伝統音楽を受け継ぎつつ新たな表現を追求してきました。
2019年にリリースされた1stアルバム『Piramba』は、複雑で緻密なコンポジションと普遍的なメロディーが融合しており、国内外で評価を受けました。特に、日本でも人気が高く、輸入盤のCDは異例のヒットを記録しました。その成功を受けて、約5年ぶりの新作となる『ヴィゼイラ』がリリースされることとなったのです。
新アルバム『ヴィゼイラ』の魅力
『ヴィゼイラ』は、ベロオリゾンチで活動する21人ものミュージシャンが参加し、各楽曲ごとに異なる編成で録音されています。ダヴィの独自の感覚によって編曲された楽曲は、巧妙なリズムと普遍的なメロディーが共存しており、聴く人に新たな体験を提供します。また、シャンガイやアルトゥール・パドゥアなど、個性豊かなゲストミュージシャンも参加しており、全8曲が多様な音色で彩られています。
アルバムのリリース情報
アルバム『ヴィゼイラ』は、全ての音楽ストリーミングサービスで利用可能になる他、CDも販売されます。さらに、アルバムのリリースに際して、ダヴィ・フォンセカへのインタビューも公開されました。そのインタビューでは、彼の音楽遍歴や収録曲の解説、そして影響を受けたアーティストについて語られています。特に、師であり友人でもあるハファエル・マルチニとの関係や、現代ジャズシーンにおける脱植民地化に関するテーマなど、非常に興味深い内容です。
インタビューは以下のリンクでご覧いただけます。
ダヴィ・フォンセカ インタビューリンク
まとめ
ダヴィ・フォンセカのアルバム『ヴィゼイラ』のリリースは、ブラジル音楽シーンだけでなく、世界中の音楽ファンにとっても大きな注目を集めるでしょう。彼の音楽がもたらす新たな感動をぜひ体験してみてください。
リリース情報
- - アーティスト:Davi Fonseca
- - タイトル:Viseira
- - 発売日:2024年9月25日
- - 仕様:紙ジャケットCD
- - 規格番号:THCD646
- - 販売価格:税込2,860円
- - レーベル:Think! Records
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