国産シルクの新たな挑戦！「超シルクなSDGs石鹸」が注目の的に

「超シルクなSDGs石鹸」が手にする成功

「Soooo Silk Fluffy Soap」が、クラウドファンディングのMakuakeで予想以上の成功を収めています。プロジェクト開始からわずか2時間で100万円を達成し、初日の達成率は驚異の200%！さらに3日間で300%を超える結果を出しました。この石鹸は、シルク由来のタンパク質をたっぷりと配合し、これまでの石鹸とは一線を画す使用感を提供しています。

商品特長とこだわり

「Soooo Silk Fluffy Soap」は、自社養蚕から抽出した「加水分解セリシン」を使用しています。この成分は、優れた保湿効果があり、肌に潤いを与えます。また、5種類の香りとナチュラル成分にこだわったラインナップも魅力です。さらに、ココナッツオイルやオリーブオイルを含む4種類の天然オイルが配合されており、ふわふわの泡立ちと心地よい保湿力を実現しています。

この石鹸は、環境への配慮も忘れていません。「コールドプロセス製法」を採用しているため、温度を壊さずに4週間熟成されることで、成分の良さを最大限に引き出しています。また、包材にはSDGsに寄与するFSC認証素材が用いられています。

国産シルクの現状と未来

日本の養蚕業は、急激な減少が進んでおり、1989年に57,230戸あった養蚕農家は2020年には228戸にまで減少しました。こうした状況の中、国産シルクの価値は高まっており、世界市場ではシルクの需要が急増しています。2020年のシルク市場規模は38億ドルに達しており、今後も成長が期待されています。

国産シルクは高価ですが、これをラグジュアリーな商品に変えることで販路を広げることが可能です。特に東南アジアでは富裕層が増えており、国産シルクの需要が高まることが見込まれています。国産シルクの復活とともに、新しい市場を開拓するこの挑戦に、私たちも注目すべきです。

トークセッションでの盛況

12月7日に群馬県桐生市で開催されたトークセッションでは、俳優の窪塚洋介さんや桐生市長、株式会社NEXT NEW WORLDのCEOが登壇し、「国産シルクを守る」をテーマに議論しました。ここで窪塚さんからは、無農薬・無肥料で育てた桑の葉を使って蚕を育てるという斬新なアイデアも紹介されました。このセッションは地元メディアにも取り上げられ、多くの注目を集めました。