被爆80周年展の開催
2025-05-15 10:55:48

広島市現代美術館で被爆80周年記念の展覧会「記憶と物」が開催

広島市現代美術館で開催される展覧会



広島市現代美術館は、2025年6月21日から9月15日まで、被爆80周年を記念した特別展「記憶と物—モニュメント・ミュージアム・アーカイブ」を開催します。この展覧会は、戦争や原爆に関する「記憶」と、美術作品等の「物」との関係に焦点を当てています。

展覧会が行われる比治山には、かつて戦中に設置された銅像が存在し、これらがどのように記憶を形成してきたのか、または忘却されていく過程を考察します。作品を通じて、過去の出来事がいかに現在と繋がっているのか、またそれにどのように向き合うことができるのかを探ることが目指されています。

参加アーティスト



本展では、さまざまなアーティストが関与します。例えば、黒田大スケ、毒山凡太朗、蔦谷楽、フィオナ・アムンゼン、小森はるかと瀬尾夏美など、幅広い国と背景を持つ作家たちが参加します。彼らは、戦争の影響や記憶の再構築をテーマにした作品を展開し、観客に考えるきっかけを提供します。

展示の内容



展示内容は、比治山にある昔のモニュメントや、広島市現代美術館所蔵の作品に基づいています。丹下健三やイサム・ノグチといった著名な作家の作品を含め、戦後の美術運動がどのように記憶を表現してきたかに焦点を当てています。特に、被爆地である広島と美術の関係を深く考察する場となることでしょう。

開催概要



  • - 展覧会名: 被爆80周年記念記憶と物—モニュメント・ミュージアム・アーカイブ
  • - 会期: 2025年6月21日(土曜日)〜9月15日(火曜日・祝日)
  • - 開館時間: 10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
  • - 会場: 広島市現代美術館B展示室
  • - 休館日: 月曜日(7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日(火曜日)、8月12日(火曜日)
  • - 観覧料: 一般1600円(前売り1250円)、大学生1200円(900円)、高校生・65歳以上800円(600円)、中学生以下は無料。

こちらの展覧会は、広島市現代美術館が主催し、広島県や市の教育委員会、地元の新聞社などが後援しています。多くの人々に広島の歴史的な文脈とアートを通じて、過去の思いを感じてもらうことを期待しています。

関連プログラム



さらに、展覧会期間中はアーティストトークやギャラリートークなどの関連プログラムも予定されています。これにより、出品作家や学芸員が直接観客と対話し、作品の背後にある意図やメッセージについて深く探る機会が提供されます。

この展示は、単なるアートの展示にとどまらず、戦争の記憶を受け継ぐ重要な位置づけを持った展覧会として、訪れるすべての人々に深い思索を促す場となることを目指しています。


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会社情報

会社名
公益財団法人広島市文化財団
住所
広島県広島市中区加古町4-17
電話番号
082-244-0750

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