学生と企業の関係
2024-10-18 13:59:14

大学1・2年生時代の企業認知がスカウトに影響大!調査結果から見えた就活の新たなトレンド

大学生の印象がスカウトに与える影響



株式会社学情(本社:東京都中央区)が実施した調査によると、2026年3月卒業予定の大学生・大学院生の68.4%が、大学1・2年生の時に知った企業からのスカウトに「プレエントリーしたい」と回答しています。この結果は、今後の就職活動において、企業と学生の関係性が重要であることを示しています。

調査の背景



今回の調査は、2025年卒採用の見直しに伴う新たなインターンシップと採用連携の背景の中で行われました。学生たちは、企業との接点が早期に持てるようになり、より多くの選択肢を考えるようになっています。「大学1・2年生のときに知った企業について」というテーマで行われた調査では、学生たちがどのように企業を認識し、どのようにスカウトに応じるかが焦点となりました。

調査結果の詳細



1. 社名を知っている企業からスカウトをもらうことの重要性



調査によると、社名を知っている企業からスカウトされた場合、プレエントリーを希望する学生が79.2%に達しました。それに対し、「どちらかと言えばプレエントリーしたい」と回答したのは32.4%で、合わせて7割を超えることが明らかになりました。学生たちの中には、「知名度のある企業は労働条件も良いと思う」とか「知らない企業よりも安心感がある」と感じる声も多く寄せられています。

2. 三人に一人が印象に残る企業を覚えている



高校時代または大学1・2年生の時に知った企業について、今もその名前を記憶しているという学生は33.5%に上ります。つまり、約3人に1人が当時の企業イメージを意識しているということです。「新人教育が丁寧だった企業の印象が強い」といった具体的な理由も見受けられました。

3. 思い出深い企業からのスカウトはプレエントリーへつながる



大学1・2年生の経験から現在も覚えている企業の中で、スカウトの申し出があった場合、34.8%がプレエントリーを希望すると回答しました。「どちらかと言えばプレエントリーしたい」という声も含めると、約60%となります。これは、記憶に残る企業は共感や魅力があり、自分に合った職場であると捉えられるためと考えられます。

結論



この調査結果は、企業と学生の双方にとって重要な指標を示しています。大学時代に持った企業のイメージや印象が、就職活動における決断に大きな影響を与えることが分かります。企業側は、良い印象を持たれるような活動やスカウト戦略を意識する必要があり、学生側はその印象を大切にキャリアを築いていくことが求められています。

株式会社学情について



株式会社学情は、20代社会人・学生のための転職・就職支援を手掛けており、あさがくナビやRe就活を運営しています。彼らの目標は、若い世代に多くの選択肢を示し、次世代の労働市場に貢献することです。学生が持つ記憶や印象を大切にすることで、より充実したキャリア形成をサポートしています。


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会社情報

会社名
株式会社学情
住所
東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX9階
電話番号
03-6775-4819

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