アビームコンサルティング、WE ATに新たに参加
日々変化する社会の中で、私たちが向き合う課題はその規模と多様性を増しています。そんな中、一般社団法人「WE AT」が2024年に設立され、ウェルビーイングを推進するためにさまざまな組織と連携し、新たなエコシステムの構築に向けて動き始めました。このたび、アビームコンサルティング株式会社がWE ATに参画することが発表され、さらなるイノベーション推進が期待されています。
WE ATの目的とアビームの役割
「WE AT」は、OECDが提起する「well-being framework」を基に、ウェルビーイング経済の基盤を形成するために、企業や研究機関の得意分野を生かしたプロジェクトをサポートしています。東京大学、京都大学を中心に、国内の主要な大学や企業が連携し、スタートアップとフォーカスした取り組みが展開されています。今回はアビームコンサルティングが新たにこの取り組みに加わり、さらに広がりを見せることとなりました。
アビームコンサルティングは、これまでにもスタートアップ支援や地域産業の振興に注力し、社会変革を促す「社会変革アクセラレーター」としての役割を担ってきました。今回の参画は、官民連携と学術機関の力を集結させ、より強靭な共創基盤を形成するものです。これにより、日本が誇るウェルビーイング社会の実現に向けた新たな扉が開かれるでしょう。
WE AT CHALLENGE 2025
さらに注目すべきは、2025年11月27日に開催予定の「WE AT CHALLENGE 2025」。これは、アジア最大級のウェルビーイングの祭典を目指したピッチコンテストとして、東京都有楽町のTokyo Innovation Baseで行われるものです。今年の開催は前回に続いて2回目となり、スタートアップや学生、研究者など、世界中から600近い応募を集めました。
新たに追加されたCreativity Well-beingトラックでは、各分野のエキスパートを審査員として迎え、最優秀賞「WE AT BEST AWARD」などの特別賞が授与される予定です。このような多様なトラック設定は、さまざまな視点からの革新的なアイデアを引き出すことを目的としています。
未来の社会に向けて
WE ATに参加することによって、アビームコンサルティングをはじめとする企業は、これからの社会に新たな価値を創出する力となります。技術革新や新たなビジネスモデルの開発が促され、特にスタートアップの成長が期待される中、若い起業家たちの挑戦をサポートするエコシステムとしての役割が強化されていくでしょう。
ウェルビーイングを促進する取り組みは、私たちの生活や社会そのものを豊かにする可能性を秘めています。多くの企業、研究機関、そして個人が一体となり、持続可能な未来を築くために力を合わせることで、これまでにないイノベーションの波を起こすことが期待されます。
WE AT CHALLENGE 2025の詳細はこちらからでご覧ください。