夢の世界「ファンタジースプリングス」が名誉を獲得
2024年6月6日にグランドオープンを迎えた東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」が、テーマ・エンターテイメント協会(THEA)より、2025年のTHEA賞アウトスタンディング・アチーブメント部門のテーマパークランド分野を受賞することが発表されました。この賞は、テーマ・エンターテイメント業界において国際的に評価されている栄誉あるもので、受賞は東京ディズニーリゾート全体で4回目となります。
「ファンタジースプリングス」は、「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに、ディズニーの名作映画を基にした3つのエリアと1つのディズニーホテルから構成されています。これらのエリアは、「フローズンキングダム」(『アナと雪の女王』)、 「ラプンツェルの森」(『塔の上のラプンツェル』)、そして「ピーターパンのネバーランド」(『ピーター・パン』)で、全体としてディズニーの物語の魅力を現代的に表現しています。
この新エリアは、オリエンタルランドとディズニー社が10年の歳月をかけて共同開発したもので、設計や空間の構築において、徹底したリアリズムが追求されています。訪れるゲストにとっては、現実を忘れて没入できる幻想的な体験を提供しており、感動や驚きが待っています。
THEA賞受賞の背景
受賞に関してオリエンタルランドの代表取締役会長、髙野由美子氏は、次のようにコメントしました。「このたびの栄誉は私たちにとって大変光栄です。ファンタジースプリングスは、オリエンタルランドとディズニーの経験を活かし、独自の物語の世界を具現化したエリアです。」
彼女は、エリア全体がただのアトラクションの集まりではなく、訪れるたびに新しい驚きをもたらす魅力的な場所であることを強調し、ゲストに愛される存在であり続けることを目指すと述べました。また、魅力的な空間を支えるスタッフたちの存在も、エリアをさらに特別なものにしていると語っています。
THEA賞とは?
THEA賞は、1994年に設立されたテーマ・エンターテイメントと体験デザインに関する国際的な表彰で、卓越したエンターテイメント体験や顧客の体験、特定のアトラクションに対して贈られます。受賞者は、テーマパークや特別なイベント、アトラクションデザインの分野で成功を収めている実績を持つ人物や団体です。
「ファンタジースプリングス」の受賞は、東京ディズニーシーのさらなる発展を象徴しており、今後も世界中のディズニーファンに愛されるエリアとして進化し続ける期待が高まります。
これからも多くのゲストが、ファンタジースプリングスでの夢のような体験を楽しむことができるでしょう。