東京都が主催する『TIME TO ACTフォーラム2024~都市から世界へ呼びかける気候アクション~』が、2024年10月24日(木曜日)の17時30分から19時30分までオンラインで開催されます。このフォーラムは、都市の役割がますます重要になる中、世界に向けて具体的な気候アクションを呼びかけることを目的としています。
東京都知事の小池百合子氏の開会挨拶から始まり、世界大都市気候先導グループC40のマーク・ワッツ事務局長や、世界銀行のアンヘリカ・ニュネス氏などのゲストスピーカーによる講演も予定されています。特に注目すべきは、基調講演やパネルディスカッションが設定されており、参加者は気候危機についての深い知見を共有できます。
日本国内だけでなく、マレーシアやドイツのサステナビリティの専門家も参加し、国際的な視点からの議論が展開される点も見逃せません。このフォーラムは、都市の持続可能性や気候変動に対する取り組みを国際的にアピールするための貴重な機会となっています。
東京都は、これまでのフォーラムを通じて、2021年から毎年テーマを設定しながら気候行動を促進してきました。これにより、2030年までに温室効果ガスの排出を半減させる目標に向けた具体的な施策を推進しています。
twitterなどのソーシャルメディアや、公式YouTubeチャンネルでのライブ配信により、より多くの人々がこのフォーラムに参加できるようになっており、視聴者はリアルタイムでの意見交換や気候アクションへの理解を深めることができます。
さらに、このフォーラムは、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)への参加に向けた重要な前奏ともなります。2024年のCOP29がアゼルバイジャンで開催される際、東京都知事はフォーラムでの知見をもとに、世界の都市に連携を呼びかける予定です。このようにして、都市からの発信により、国際的な気候対策の進展が期待されます。
『TIME TO ACTフォーラム2024』に関する詳細や視聴方法は、東京都環境局の公式ウェブサイトで確認することができます。