ディアーディアー公開
2015-06-27 10:00:02
映画『ディアーディアー』がテアトル新宿で公開&国際映画祭に出品
映画『ディアーディアー』の最新情報
映画『ディアーディアー』が、2015年10月にテアトル新宿で公開されることが決定しました。さらに、この作品は第39回モントリオール世界映画祭において、ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション部門に正式出品されることも報じられ、期待が高まっています。
日本映画の聖地での特別上映
公開日程の詳細についてはまだ調整中ですが、テアトル新宿が持つ日本映画の聖地としての地位において、この作品のデビューがどのように迎えられるか注目されています。
映画祭への出品がもたらす意義
モントリオール世界映画祭は、国際映画製作者連盟(FIAPF)に公認された名高い映画祭で、ファースト・フィルム・ワールド・コンペティションは初監督作品が対象となる特別な部門です。本作がそこに選ばれたということは、新鋭監督の実力が評価されたことの証と言えるでしょう。
豪華な製作陣
本作は、助監督として多岐にわたる名作に携わってきた菊地健雄が初めてメガホンを取る作品です。脚本には『貞子3D2』の杉原憲明が参加し、アニメーション製作を手掛けるのはベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得した和田淳。音楽には新進気鋭のロックバンド「森は生きている」のサウンドが起用され、今後の活動が期待されます。
主演には、映画『パッチギ!LOVE&PEACE』の中村ゆりが名を連ね、キャスト陣も豪華で、斉藤陽一郎、山本剛史、桐生コウジ、柳憂怜など、確かな演技力を持つ俳優たちが脇を固めています。また、今注目の染谷将太とハリウッドでも活躍中の菊地凛子が友情出演します。
ストーリーの魅力
この映画の物語は、幻のシカ「リョウモウシカ」を巡る三兄妹の人生を描いたヒューマンコメディです。幻のシカを発見した三兄妹が一躍時の人となるも、やがて虚偽とされ、彼ら自身に「うそつき」のレッテルが貼られてしまいます。物語は、二十数年後に久々に再会した三兄妹が、過去の出来事と向き合い、再び人生の岐路に立たされる様子を描きます。
制作の背景と監督の思い
『ディアーディアー』のタイトルは、「親愛なるシカ」を意味する英語の「Dear DEER」に由来しています。企画を手掛けた桐生コウジは、実際に家業を継ぐことになった経験を反映させ、この作品に込めた複雑な感情がキャラクターの背景に息づいています。
初監督作品にもかかわらず、数多の名監督からの支持を受ける菊地健雄は、彼の人柄やこれまでの調整能力が実を結んでいるといえるでしょう。
注目すべきサプライズ
映画の予告編には、人気作『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の監督である瀬田なつきが担当し、彼のリズム感溢れる映像が話題を呼んでいます。さらに、劇中には和田淳がデザインしたシカのアニメーションが登場し、作品の冒頭を彩ります。
結び
『ディアーディアー』は、公開と映画祭への出品を通じて多くの注目を集めることとなりました。観客がどのようにこの作品を受け入れていくのか、期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社オフィス桐生
- 住所
- 東京都西東京市芝久保町3-6-21
- 電話番号
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