アーティスト・イン・レジデンスの新たな扉を開く
大阪府立江之子島文化芸術創造センター(通称enoco)が、Vol.4 enoco short stay art program (ESSAP)の開催を発表しました。このプログラムは、2026年に実施される予定で、関西を拠点に活動している若手アーティストにとって貴重な機会となります。日本のアートシーンにおいて、新しい才能が輝く場を提供することを目的としており、多くの応募が期待されています。
プログラムの概要
このESSAPでは、約4週間の滞在中、無償で創作の拠点を提供します。アーティストは制作の場としてinocoを利用でき、さらにその成果をトークイベントやワークショップ、作品の展示を通じて発表することができます。
滞在期間
※展示日については作家との調整の上決定されます。展覧会期間は含まれません。
利用可能時間は10:00〜21:00の間で、月曜は休館のため利用できません。
応募資格
このプログラムに応募するための条件は以下の通りです:
1. 関西を拠点に活動する18歳以上39歳以下の方(2025年10月時点)
2. 滞在中に地域向けのオープンスタジオやワークショップを最低3回開催し、地域住民とのコミュニケーションを図れる方
3. 日本語でのコミュニケーションが可能な方(国籍・性別不問)
4. 制作、生活、発表、展示、撤去まですべて自力で対応できる方
5. 館内の規定を遵守できる方
支援内容
参加者には多様な支援が提供されます。具体的には以下の内容です:
- - 制作場所の提供(BF ROOM6 49.0㎡)およびenoco内機材の無料貸出
- - 材料費や交通費(上限200,000円)
- - 展示場所の無料提供( ROOM2やROOM3など)
- - 駐車場・駐輪場の無料提供
- - イベント開催時の広報協力や設営補助
- - 技術的なサポート
- - 記録冊子の発行と配布
選考方法
応募は2025年10月1日(水曜日)から31日(金曜日)まです。公式サイトにて応募フォームを通じて受け付けます。書類審査を経て、2025年12月末頃に結果がメールで通知されます。その後、選ばれた作家は2026年1月中旬までに公式サイトやSNSで発表されます。
過去のイベントの実績
これまでのESSAPでは、様々なアーティストの活躍がありました。Vol.1では西村涼さんの成果展とトークイベント、Vol.2では宮木亜菜さんの作品展示、Vol.3では易雅静さんによる制作やワークショップの様子が紹介されました。
このプログラムを通じて、更なる創造力を高めることが期待されており、地域との結びつきを強化することにもつながります。
お問い合わせ
応募に関する詳細や質問は、公式サイトまたは以下の連絡先にご確認ください。
主催は大阪府立江之子島文化芸術創造センターです。関西のアートシーンを活性化させるため、私たちは若手アーティストの挑戦を待っています。ぜひこの機会をお見逃しなく!